台風13号の直撃を受けたサイパン、北マリアナ諸島ダイビング事業組合からのアナウンス
先日、2015年8月2日の深夜から3日未明にかけて、台風13号(英語名:Soudelor)の直撃を受けたサイパン。
被害の最小でありますことを心よりお祈りし、お見舞い申し上げます。
身近な南国ダイブアイランドとしても知られ、ご心配のダイバーも多いと思いますが、NMDOA(北マリアナ諸島ダイビング事業組合)から、5日、以下のようなアナウンスがありました。
【日本ならび世界中の皆様へ】
皆様には大変ご心配をおかけしまた多大な援助の申し出に感謝しております。
北マリアナ諸島サイパンでは8月2日に直撃した台風13号の影響で大きな被害をこうむりました。
ライフラインは復旧に相当日数がかかるようです。
現在もホテルの中にある旅行会社様のご厚意で電源を貸していただいている状態です。
国家非常事態宣言が出ておりますが、幸いなことに島の皆様に死者は奇跡的になく皆元気に復旧活動をしております。
各ダイビングショップの皆さんも無事ですのでご安心ください。
早くダイブポイントへの道路を復旧し皆様のお越しを最大の楽しみにすべく頑張っております。
皆様もどんどんサイパン、テニアン、ロタに遊びに来てくださいね。
復旧の様子は随時あげていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
NMDOA会長
Hitoshi Yamaguchi
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マリアナ政府観光局によると、台風の影響により、8月4日まで、サイパン国際空港では安全点検や設備復旧のため空港を閉鎖していましたが、本日、8月5日より昼便は再開。
ただし、夜便のフライトは中止となっている模様です。
また、一般の方の生活では電力や物資の問題もあるようですが、リゾートホテルでは食事や電力など、通常に過ごすことに問題はないとのこと。
ガラパン市街でも、レストランなどが徐々に営業再開し始めているそうですが、一部はまだクローズ中。
オプショナルツアーについても催行中止となっている場合もあり、特に、人気のマニャガハ島は、12日以降のオープンを目指しているとのことでした。
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問い合わせや義援金の申し出などがありますが、一刻を争うような状況ではないようですので、状況を把握した上で、新たな情報が入ってきたらまた、こちらお知らせいたします。