適正ウエイトって何ですか?

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適正ウエイトをはかる方法は知っていても、何のためかと聞かれれば「沈むためのもの」ぐらいしか答えられない人がほとんどじゃろう。イントラでも。
言葉が曖昧であれば、理解も曖昧になってしまう。

「沈むため」も間違いではないが、より正確に、ひと言で表すなら、潜降できる最低限のウエイト量

水面で息を吐き切ったとき、1キロでは沈めないが2キロで沈めるとする。
ウエイトが「沈むためのもの」であるならば、
3キロでも4キロでも沈めるのでOKということになる。

しかし、“最低限”の2キロにこだわることが大事なのじゃ。

理屈の上では、息を吐いて一旦水面から沈めさえすれば、
浮力の減る水中では通常の呼吸でも浮かないことになるので、
この最も浮力の少ない状態で沈むことのできるウエイト量を見つけることが、
適正ウエイトの第一歩。

ただし、ダイビングでエアを消費すると、その空気の重さ分、
1〜2キロを事前に足しておく必要があることを忘れずにな。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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