プレデター、バショウカジキ見参!
Mexico / メキシコ
メキシコ・ムヘーレス島の衝撃
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メキシコ・ムヘーレス島の衝撃
- Photo
- 越智 隆治
- Text
- 越智 隆治
- Special Thanks
- INTO THE BLUE
- Design
- Sana☆
“いちかばちか、運を天に任せて”ムヘーレス島へ
今回のロケで、海に出たのは4日間の短い日程。しかも2月3月はすでにチャーターされていて、予約が取れず、現地に入ったのは、1月5日と、バショウカジキのシーズンとしては、まだ始まったばかりの時期だった。
“いちかばちか、運を天に任せる”。そんな心境で訪れた。飛行機で降り立ったのは、日本人にもメジャーリゾートとして人気の高い、メキシコのカンクン。そこからタクシーでムヘーレス島へ渡るファリーの出る港へ。フェリーは早朝から夜11時頃まで、30分毎に定期的に運行されている。それだけ、利用客が多いということだ。
日本人には馴染みの無い同島だが、その他の国からの観光客には人気の島らしく、島内には多くの土産物店やレストランが中心の通りに軒を連ねている。メキシコらしい、明るい塗装を施した家々。島のメイン交通機関はゴルフカート。何もかもが、陽気で原色系。目を引いたのは、カラフルな色彩のプレートのおみやげと、スカル(頭蓋骨)の陶器。そして、ハンモック。これだけレストランがあれば、食事には事欠かないと思ったのけど、勧められて食べに行ったレストランは、雰囲気は良いのだけど味は“イマイチ”なところが多かったのが残念なところ。 だが、それさえ多少我慢すれば、メキシコにしては安全で、居心地の良い島だった。
宿泊したのは、セールフィッシングのオペレーションを行なっている、アンソニーが経営しているホテル、Playa Le Medialuna。ビーチに面したこじんまりしたリゾートホテルだ。ちょっと部屋が狭いのと、水道水は絶対口に含まない方が良いと言うこと以外は、居心地が良いし、ロビーでWi-Fiがつながるし、アンソニー家族もこのホテルの2階に住んでるので、打ち合わせもしやすい。 船の港があるハーフムーンビーチまで機材を持って行くには、徒歩10分と、ちょっと遠いので、移動手段として、荷台付きのゴルフカートをレンタルした。免許証は特に必要無いらしい。