プレデター、バショウカジキ見参!
Mexico / メキシコ
メキシコ・ムヘーレス島の衝撃
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メキシコ・ムヘーレス島の衝撃
- Photo
- 越智 隆治
- Text
- 越智 隆治
- Special Thanks
- INTO THE BLUE
- Design
- Sana☆
天国から地獄・・・・・・、そして天国
大漁旗を掲げて帰還しても良いくらいの成果を上げた翌日。海は大荒れ。「今日は海に出なくてもいいかな」と思うくらいのコンディションだったのに、職人気質のアンソニーは「過去に自分がベストと思ったバショウカジキの群れとの遭遇は、こんな荒れた日だったんだ」。
そう言って、船を出発させた。しかし、荒れ狂う海の中で、一緒に乗っていた、海の猛者たちも、多少意気消沈して、横になっていなければいけないくらいの状態。いくらバショウカジキ達に遭遇しても、このコンディションで海に入るのは、相当に危険だ。「まるで海猿の海洋訓練みたい」と思うような状況だった。
しかし、「こんな日が1週間ずっと続く事もザラ」と言う彼の言葉には、相当な重みがあった。しかし、なかなか群れは見つからない。そこで登場したのが沢山の餌や疑似餌のついた、傘場の釣り具。といっても、フックは外してある。これに、イワシを沢山くっつけて、ダミーの群れを作るわけだ。
しかし、そうは言っても、それでどうするわけ?と訪ねると「ダミーに食いついて、ボートに並走したバショウカジキと一緒に泳ぐんだ。船の真後ろまでダミーを寄せるから、そのタイミングで海に入れ」というのだった。「・・・・」コンディションが良ければともかく、この荒れた状態でそれは相当に危険な行為だと思った。しかし、言われればやらないわけにはいかない。マスクとフィンを装着して、船縁によりかかり、カメラハウジングを片手にもって、いつでもエントリーできる体勢をととのえて待った。しかし、この日バショウカジキには遭遇することは無かった。
最終日には、コンディションも回復し、何と4時間以上も、バショウカジキたちと泳ぎ続けることができた。
スペシャルトリップ開催
ocean+αでは以下のスケジュールで、ボートをチャーターしてのバショウカジキスイムを開催します。
チャーターベースの少人数制。募集人数は、1回に4人限定。
●2012年 12月29日(土)出発 – 1月 5日(土)帰国 8日間
●2013年 1月 3日(木)出発 – 1月10日(木)帰国 8日間
●2013年 1月 9日(水)出発 – 1月16日(水)帰国 8日間
●2013年 1月14日(月)出発 – 1月21日(月)帰国 8日間
●2013年 1月20日(日)出発 – 1月27日(日)帰国 8日間
●2013年 1月25日(金)出発 – 2月 1日(金)帰国 8日間
●2013年 1月30日(水)出発 – 2月 8日(金)帰国 10日間
基本は、現地集合、現地解散です。
カンクンの空港から、現地ホテルまでは、現地スタッフが対応します。
お申込みやお問合せは、お気軽にお問い合わせフォームからお送りください。