MARIANAS OCEAN -4人の写真家が魅了されたマリアナ3島の風景-

Saipan Tinian Rota / サイパン・テニアン・ロタ

Photo
Junji Takasago,Kirin Sekito,Takuya Nakamura, Sachi Murai
Text
Satomi Kikuchi, Kaoruko Inou
Edit
Naoko Machida
Special Thanks
マリアナ政府観光局/MVA, Delta Air Lines, North Mariana Diving Operators Association
Design
Panari Design
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Saipan Tinian Rota / サイパン・テニアン・ロタ

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Junji Takasago,Kirin Sekito,Takuya Nakamura, Sachi Murai
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Satomi Kikuchi, Kaoruko Inou
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SAIPAN・TINIAN・ROTA × 高砂淳二
心奪われる、唯一無二のマリアナブルー

ウエットスーツを着るのがもったいない! と思えるほどの気持ち良さでした。波間にサヨリを形よく入れながら、その水の感触を撮りたいと思いました。マリアナの透明度を感じてもらえたらうれしいです。見ていると水に入りたくなるところが気に入っています。(撮影ポイント=オブジャンビーチ/Obyan Beach)

ウエットスーツを着るのがもったいない! と思えるほどの気持ち良さでした。波間にサヨリを形よく入れながら、その水の感触を撮りたいと思いました。マリアナの透明度を感じてもらえたらうれしいです。見ていると水に入りたくなるところが気に入っています。
(撮影ポイント=オブジャンビーチ/Obyan Beach)

「僕が仕事で初めて海外取材に行ったのが、サイパン。デバスズメダイの群れに囲まれ、驚きのまま夢中で撮影したマニャガハ島、その青への強烈な感動を覚えたグロットなど、マリアナは僕にとって忘れられない場所」

こう語るのは、世界各国を訪れ活躍する自然写真家の高砂淳二氏。マリアナ政府観光局の公式サイトやポスター写真も撮影していて、幾度となくこの場所を訪れている。「マリアナは、日本から近い場所にあるが、侮れない海。とにかく透明が良くて、海の青さも深い。おそらく、“マリアナ海溝”があるため、奥行きが出て、この水の色や透明度が出ているのだろう。世界中のさまざまな場所を潜ってきたが、“海の青”を撮るなら迷わずマリアナに行くだろう」

世界中の海の中でも、トップクラスの透明度と、マリアナブルーと呼ばれる独特の青さを持つサイパン、テニアン、ロタの海。まだ訪れたことがないダイバーは、ぜひ足を運んで欲しい。その美しすぎるブルーの世界に、心奪われるはずだ。

以前から「ロタホール」を潜ると、そのブルーなのか、水の感触なのか、なんとも言えない懐かしさ、うれしさを覚えていました。この感覚はやはりその奥に、生まれる前の記憶や人類が海の中にいた時の記憶が関係しているのかもと思い、その気持ちを表現しました。(撮影ポイント=ロタホール/Rota Hole)

以前から「ロタホール」を潜ると、そのブルーなのか、水の感触なのか、なんとも言えない懐かしさ、うれしさを覚えていました。この感覚はやはりその奥に、生まれる前の記憶や人類が海の中にいた時の記憶が関係しているのかもと思い、その気持ちを表現しました。
(撮影ポイント=ロタホール/Rota Hole)

花の美しさと、テニアンののどかさ。ブルー、レッド、グリーンの色彩の中、そこに佇む白い牛。見たままの、平和で美しい雰囲気をそのまま残すために単純な構図で撮影しました。牛がいい味を出しているところがお気に入りです。(撮影場所=テニアン/Tinian)

花の美しさと、テニアンののどかさ。ブルー、レッド、グリーンの色彩の中、そこに佇む白い牛。見たままの、平和で美しい雰囲気をそのまま残すために単純な構図で撮影しました。牛がいい味を出しているところがお気に入りです。
(撮影場所=テニアン/Tinian)

観光客の多いマニャガハ島でも、生き物が普通の生活を営んでいる様子がうれしかったです。シロアジサシの愛情、純真さ、マリアナの自然の豊かさを見てもらいたかったので、邪魔して飛んで行ってしまわないよう、静かに撮影しました。(撮影場所=マニャガハ島/Managaha Island)

観光客の多いマニャガハ島でも、生き物が普通の生活を営んでいる様子がうれしかったです。シロアジサシの愛情、純真さ、マリアナの自然の豊かさを見てもらいたかったので、邪魔して飛んで行ってしまわないよう、静かに撮影しました。
(撮影場所=マニャガハ島/Managaha Island)

Profile
Junji Takasago
Junji Takasago

ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。海の中から生き物、風景まで、地球全体をフィールドに、自然全体の繋がりや人とのかかわり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。マリアナ政府観光局ホームページ内で「マリアナ、30の宝もの。」などを手がけている。

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