東京パラリンピックテニス出場を目指す坂口竜太郎くん、 奄美大島の海でダイバーになる!!
Amamioshima / 奄美大島
Amamioshima / 奄美大島
- Photo
- 越智隆治
- text
- 稲生薫子
- 取材協力
- ゼログラヴィティ
STEP3 海洋実習2日目
バリアフリーのボートで
奄美ブルーの海へ!
車いすのまま乗船
快適な船上時間
ゼログラヴィティでは、車いすを使用するダイバーでも利用しやすいようバリアフリーに改造された船を所有しています。船内には、車いす専用のエレベーターを設置しており、車いすに乗ったままのエントリーが可能。そして、船の通路はすべて車いすが通れる広さが確保され、トイレも広くウォッシュレット付き、バリアフリーの温水シャワーも併設されているので、車いすでも問題なく過ごせるようになっています。そんな快適な船に乗船し、古仁屋の港から10分ほど船を走らせ、最後の講習へ。
船からはリフトを使って
らくらくエントリー
ポイントへ到着したらさっそく、海洋実習の開始です。
まず、車いすからエレベーター付きリフトに常設された椅子へ座り替え、フィンを履き、マスク、スノーケルをつけます。インストラクターがリフトに同乗するので恐怖も少なく、そのまま水面まで降り、そこであらかじめ用意してある器材を装着します。あとは、今まで練習したことを最大限に発揮するのみです。
プールとも、ビーチポイントとも違う“奄美ブルー”の海を初めて体感したりょうくんは、ホクホクの笑顔でエキジット。「めっちゃきれいだった~!魚もいたよ~!!」えーと、講習はどうだったかな?「うん、大丈夫!(笑)」