極彩色の奄美大島 北部
Amami / 奄美大島
Diver in Wonderland by Neverland
- Photo&Text
- 越智隆治
- Model
- 稲生薫子
- Edit
- 町田直子
- Special Thanks
- ネバーランド
- Design
- 中村孝子
Amami / 奄美大島
Diver in Wonderland by Neverland
- Photo&Text
- 越智隆治
- Model
- 稲生薫子
- Edit
- 町田直子
- Special Thanks
- ネバーランド
- Design
- 中村孝子
切なくも美しい、白化現象の魔法
海の中で驚いたのは、クマノミたちが共生するイソギンチャクの美しさ。高水温の影響で白化して、徐々に色が変わっていることはわかっているのだけれど、これだけ美しいと「できればずっと、このままの色彩を放っていて欲しい」とすら思えてくる。
白化したイソギンチャクたちをこうして並べてみると、「あ〜!海ってなんて極彩色に彩られた美しい世界なんだろう」と思ってしまう。まるで映画「ファインディング・ニモ」の世界。
ちょっくんは、「グレープソーダ、メロンソーダ、カルピスソーダ、どの色のイソギンチャクがお好みですか?」とまたまた魔法をかけてきた。う〜ん、正直どの色も捨て難いのだけれど、グレープソーダ色のイソギンチャクは、かなり強烈。
うねりに身を任せてうごめく極彩色のイソギンチャクたちをうっとりと眺めていると、今度はムーミンのキャラクターのニョロニョロか、ミニオンたちの集団がワラワラと、そして笑笑とうごめいているように見えてきて、思わず微笑んでしまった。これも、ちょっくんの魔法にかけられたからかな?