慶良間ドリフトTRY!
Kerama / 慶良間諸島
那覇→慶良間 よくばり遠征
- Photo & Text
- Sachi Murai
- Model
- Pamela
- Edit
- Harumi Yamamoto
- Special Thanks
- MARINE HOUSE SEASIR
- Design
- Panari Design
Kerama / 慶良間諸島
那覇→慶良間 よくばり遠征
- Photo & Text
- Sachi Murai
- Model
- Pamela
- Edit
- Harumi Yamamoto
- Special Thanks
- MARINE HOUSE SEASIR
- Design
- Panari Design
遠征ドリフトで出会ったWILDな慶良間
夏の時期の真っ青なケラマブルーを撮影したくて、うずうずしていた。が、人生とはうまくいかないもので、取材を組んでいた7月頭に台風到来……。1日出発を遅らせてスタートすることになった。こうともなれば、台風一過を狙うべし! と取材班一同意気込むも、撮影期間中は台風の影響が残り、海は荒れ、天気はずっと曇りか雨。残念なコンディションの中、どうにか撮影を進めた。
行きの船がかなり揺れたので、心配しながら海へ。しかし、エントリーすると、透明度も良くてとても気持ちの良い海が広がっていた。基本的にドリフトダイビングになるので、ワイドがメインのダイナミックなポイントへ行くことが多い。バリエーションもとても多く、ドロップオフ、洞窟、サンゴ礁、魚群などなど、今までの慶良間のイメージとはちょっと違う世界が広がっていた。
個人的に感動したのが、イソバナの群生だ。単体であるのはよく見るが、ここではどこまで続いているか分からないほどだった。まるで、イソバナの森のよう。ここまでの規模のものを見るのは初めてで、とても感動した。
今回の取材では、潜りながら何度も「こんな慶良間があるんだ!」と感じた。こんな素敵なポイントを今まで知らずに潜っていたなんてもったいない。ラストダイブでは、かわいいカメ達と飽きるほど一緒に遊ぶこともできた。
これからの季節はマンタとの遭遇率も上がるうえ、魚も増え海も賑やかになる。海況も安定するので行けるポイントもぐっと増える。
いつもの穏やかな慶良間も楽しいが、シーサーが提案する「中上級者向けドリフトダイビング」では、きっと新たな慶良間に出会えるはずだ。そして、病みつきになること間違いなしだろう。