慶良間ドリフトTRY!
Kerama / 慶良間諸島
那覇→慶良間 よくばり遠征
- Photo & Text
- Sachi Murai
- Model
- Pamela
- Edit
- Harumi Yamamoto
- Special Thanks
- MARINE HOUSE SEASIR
- Design
- Panari Design
Kerama / 慶良間諸島
那覇→慶良間 よくばり遠征
- Photo & Text
- Sachi Murai
- Model
- Pamela
- Edit
- Harumi Yamamoto
- Special Thanks
- MARINE HOUSE SEASIR
- Design
- Panari Design
外洋で変わる穏やかな慶良間のイメージ
慶良間諸島は僕にとって、特別思い入れのある場所だ。
まだ何者でもなかった20歳くらいの僕は、座間味島に移り住んでダイビングの仕事を始めた。そこでガイドの仕事をしていた4年間の経験は、今でも自分のベースにある。「世界で一番好きな海は?」と問われれば「やっぱり慶良間ですかね〜」と答えてしまう。
慶良間での潜り方には、大きく分けて2つある。1つは、慶良間諸島の島に滞在して潜るスタイル。2つ目は、沖縄本島から日帰りで遠征して潜るスタイルだ。
今回は、後者、つまり、那覇から船で出航し、日帰りで慶良間のダイビングを楽しむスタイルで潜った。お世話になったのは、沖縄では老舗のダイビングショップ・マリンハウスシーサー(以下、シーサー)の那覇店。シーサーには、慶良間諸島の阿嘉島にも店舗があるので、のんびりダイビングだけを楽しみたい方にはこちらもおすすめだ。
シーサーは老舗ではあるものの、新しいチャレンジをし続けている。今回乗船したピンクがかわいいラグーン号もそのひとつだ。
この船は、中〜上級者のダイバーのみが乗ることができる船。ちなみに、オープンウォーターの方では経験本数が100本以上、アドバンスの方なら50本以上という、“強気”ともいうべき参加条件がある。なぜならこの船は、ほぼドリフトダイビングで、慶良間の外洋側のダイナミックな地形や、大物に会えるポイントばかりを狙うからだ。
今回は、そのラグーン号に乗って、シーサーの「中上級ドリフトダイブ」ツアーを体験した。慶良間といえば、のんびり穏やかなイメージを持っていたが、今回の取材では、僕の中のイメージとは異なる新たな一面を見ることができた。