まさかアイツが海の中に!? 海を泳ぐ意外な生き物たち

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「海を泳ぐ生き物」って言われて、何をイメージしますか?
魚、イルカ、クジラ、エビ、タコ……ご存知の通り、海にはいろいろな生き物がたくさんいます。

しかし、地球はぼくたちが知っているよりずっと広いんです。
そう、ぼくたちが陸の上の生き物だと勝手に思っていたアイツでも、意外と海の中にいたりするものなんです。

そんなわけで今回は「まさかこんな生き物が海の中で見られるなんて思ってもみなかった!」、的な生き物を紹介します!

1.ウミイグアナ

海で暮らすイグアナだから、ウミイグアナ。わかりやすいネーミングですね。
ガラパゴス諸島の固有種で、水陸両用のイグアナです。
怖い顔してますが、実は草食。海中の緑藻を食べて暮らしています。

なんの違和感もなく岩の上にいますが、これ海のなかですからね(笑)
動画で見ていただけるとわかりますが、意外と優雅に泳ぎますよ。

2.ホッキョクグマ

お馴染みの動物だとは思いますが、野生のホッキョクグマの泳ぐ姿はかなり力強いです。
犬かきみたいに泳ぐ姿は少しカワイく思えるかもしれませんが(笑)

体長2mほど、体重300kgを超える巨躯ながら、約二分の間水中で息を止めることができたり、時速10kmで数百mの距離を何時間も泳げるようなタフネスも持ち合わせています。

動画は、流氷の間を泳ぐホッキョクグマ。
力強い野生を感じさせる映像です。

3.ウミガラス

海を泳ぐ鳥ですが、ペンギンとは一味違います。
なんせ、しっかり空も飛びますから。

彼らは獲物である魚を狙い、海へとダイブします。
約3分間、水深50~100mほどの潜水が可能ですが、なんと水深180mまで潜ったという記録も残っています。

まるでそこが空であるかのように海中を飛ぶウミガラス。群れで一斉に潜水する姿はまるでロケットの様。圧巻です。

4.イリエワニ

最後は、南アジア~オセアニアを中心に生息する、淡水と海水を行き来するイリエワニ。
体長は平均して5m(!!)ほどにもなる、攻撃的な性格の人食いワニで、オーストラリアの農村の村人を2人ほど捕食したというニュースもあります。

普段は汽水域に生息していますが、100km以上の距離を海流に乗って「泳ぐ」というより「ボディーサーフィン」して島間を移動していることが最近の研究でわかっているそう。
生息域の広いイリエワニですが、こうやって海を渡り旅することで、その生息域を広げていったのでしょうか。

海中でこんなやつに遭遇したらと想像すると、恐ろしすぎます。

さて、いかがでしたでしょうか!
どの生き物も普段ぼくたちが行くような海では中々出会えないようようなものばかり(イリエワニには会いたくないですが)。
海への興味が一層掻き立てられます。

海には、ぼくたちの知らない、いろいろな生き物が数多くいるのです。

ちなみに、海を泳ぐ○○と言えば、越智さんもインドで泳ぐ象を撮っていますね。
そのウェブマガジンはこちら。

インド – ゾウと一緒に泳げる海|ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ

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PROFILE
横浜在住のダイビング歴一年ちょっとの新米ダイバー。ハタチのお気楽大学生。
大学生ダイビングサークル、「Ocean KIDs」でダイビングに出会い、同サークルの現会長を務める。
これからの人生において自分は大好きなダイビングとどんな付き合い方をしていくか、ということを考える毎日。
実はダイビングと同じくらい音楽が好きだったりして、音楽雑誌「OTONARI」の刊行にも関わる。
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