勝浦丸わかり！　＠取材まとめ　

日本全国潜り歩き ＠勝浦

【勝浦・総評】
勝浦を考えるとき、「伊豆ではなく勝浦に行くメリットは？」がポイントじゃろう。

■良いポイント
まず、アクセス。
以前のアクアライン往復料金6,000円が1,600円になったことにより、
より安く早くアクセスが可能になり、
わしの家のある大森からのんびり走っておよそ２時間30分。
また、伊豆ほどの渋滞がないのもホームグラウンドとしてオススメじゃ。

アクアラインの「うみほたる」。
７時のモーニングセット開始時間に合わせて東京を出るとちょうどいいかも

そして、“手つかず”な雰囲気。
伊豆ほどダイバーが潜っていないので、水中はもちろん、陸上ものどか。「人がいないのがいいのよね〜」と常連さんは言い、
「でも、もうちょっと来てもらってもいいかな〜」とお店は言う(笑)。

水中は、メインスポットが潮あたりのいい巨大根を潜るスタイル。
「魚がいつかないのが勝浦の特徴」というのは、
いいんだか悪いんだかわからないが(笑)、
とりあえず潮あたりの良さがわかるエピソード。
「勝浦の海では、生物との出会いは一期一会です」。

回遊魚や地形など、海のダイナミズムを感じるダイビングしたいなら、
かなりオススメな海じゃ。

そして、わしがもっとも素敵だと思ったのはお店同士の横のつながり。
勝浦を潜るお店が５つと少ないこともあるが、
皆、ガイドが若く元気で情報交換も盛ん。
ガイドたちから「伊豆ではありえない」という言葉は何度も聞いたが、
そんなに伊豆で嫌なことがあったのじゃろうか(笑)。

一見、ダイバーには関係ないように思えるが、
こうした雰囲気は伝わるし、
マリンダイビングフェアに出店したり、イベントを行なったり、
個人ではなくエリアとして活動する海は盛り上がる。
でも、10年後に潜りにきて険悪になってたらちょっとおもしろい。
わははは。冗談冗談。

■注意ポイント
「ダイナミズムを感じるならオススメ」と言ったが、
これは裏腹に「簡単ではない海」という意味も含んでおる。
有名スポットは水深がやや深めで、流れもときに速い。
エントリーから潜降、浮上まで、人の手を借りずに潜れるくらいのスキルと、
ダイコン、残圧の管理などは、最低限、身に付けてから潜ってほしい。

もちろん、穏やかなボートスポットもあるが、
やっぱり、メインスポットを楽しんでほしいからのう。

【勝浦で一句】
初の海　潜って遊んで　勝坦麺　
海も口も　激熱勝浦

初めての勝浦。ミラクル続きの海は激熱。
そして、勝浦名物の勝坦麺も口の中が激熱じゃった。

【記事まとめ】

①放射能なんのその　＠千葉の海
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_5375.html
②ミラクル登場！ フラミンゴも!? ＠勝浦・行川
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_5386.html
③ビーチでデジカメ勝負＆肝試し ＠勝浦・行川
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_5387.html
④最後もミラクル！　＠勝浦・鵜原
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_5389.html
⑤減圧ソング★海中バージョン
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_5391.html

【勝浦のダイビングサービス】
勝浦の海は、大きく勝浦・行川(なめかわ)と勝浦・鵜原の２つに分かれており、
それぞれに「行川ダイビングサービス」と「勝浦ダイビングリゾート」の窓口があって、
異なるスポットを潜っておる。
さらに、そんな２つの勝浦を「マイダイブ」、「Banzai Divers」、「かめはうす」の
３つの勝浦・専門サービスが潜っているという、
少しややこしい図式なわけじゃが、まあ、ざっくりいえば、
５つのお店が仲良く２つの勝浦を潜っているってことじゃ。

【各サービスの取材時のブログ】
■マイダイブ
http://mydaive.blog.so-net.ne.jp/
■ばんざいダイバーズ
http://banzai-dc.sblo.jp/article/44287517.html
■かめはうす
http://kamehausu2nd.blog45.fc2.com/page-1.html
■勝浦ダイビングリゾート
http://park10.wakwak.com/~katsuura-diving/

【編集長テラの取材時のツイログ】
■１日目
今から千葉の行川へ出発！
posted at 06:23:24

うみほたる、なう。7時からのモーニングにぴったり。海を見ながらあさり丼。
http://p.twipple.jp/krhBZ
posted at 07:05:28

うみほたるのモーニンセット、おウンチまずい……。相棒と共にげんなり。
posted at 07:13:45

千葉の海、黒潮の影響で大丈夫。でも、親潮の影響もある。
厳密には伊豆も。でもでも、冷たい親潮は黒潮の下に入り込む。
でもでもでも、湧昇流で……。考えればキリがない。
ざっくりと拡散より対流の強さを考えれば大丈夫って僕は思う。陸上の方が怖い。
posted at 08:15:13

ミラクル千葉！ 巨大なソウシカエルアンコウとご対面。
僕の顔より巨大。「放射能のおかげですねー」と皆でブラックジョーク 笑。
posted at 11:25:26

行川ダイビングサービスさんによる、とれたての金目やイナダの漁師料理で昼食なう。
うますぎるだろ！ 放射能の隠し味が決め手←ブラックジョーク。
posted at 14:08:39

青春なう。 http://p.twipple.jp/GdG7s
posted at 15:18:03

宿なう。オーシャンビューで、3000円の割には素敵。
http://p.twipple.jp/dyeaV
posted at 15:56:43

ダイビング後の楽しみといえば、そりゃ温泉。かんぽの宿が絶景で無難らしいが、
“趣ある”と“小汚い”で意見が真っ二つに分かれるという温泉にいってみることに。
さて、どんなもんか楽しみ楽しみ。
posted at 16:08:32

つるんつるん温泉への道中。人里離れまくりで道合っているか心配。
http://p.twipple.jp/XPzUQ
posted at 16:35:27

勝浦つるんつるん温泉なう。わーい、貸切。フルチンで泳ぐ！
http://p.twipple.jp/TAGEg
posted at 16:45:19

勝浦つるんつるん温泉。千葉で唯一の名湯100選だとかで、
茶褐色のお湯はホントにお肌がつるんつるん。狭くてぬるいけど。
正しく末期な温泉宿で、施設も人もやる気ゼロ 笑。
でも、小汚いないけど、
休憩所なんか横チンはみ出てても気を使わないでよい雰囲気は嫌いじゃない。
平日なら来てもよいかも。
posted at 17:09:08

千葉の皆さんと乾杯なう。
http://p.twipple.jp/AaGEU
posted at 18:51:24

Banzai Cafe の名物カクテル。“スキューバダイビング”と“ベニカエルアンコウ”なう。
http://p.twipple.jp/SXJLC
posted at 20:39:53

勝浦・鵜原の“出る”と噂の理想郷のトンネル。
「和尚なら行って、成仏させてきて」と現地ガイドの無茶ぶり。
ってことで、カメラの精と21：30ごろにユーストリーム中継してみます。
嫌だなぁ……。
posted at 21:08:54

あと10分くらいで到着。
posted at 21:38:03

今から、リトル東尋坊へ 泣
http://p.twipple.jp/T4Ttu
posted at 22:05:53

御粗末さまでした。南無。
posted at 22:26:49

■２日目

おはようございます。とんでもなくいい天気。今日も元気に勝浦ダイビング。
http://p.twipple.jp/hvfh3
posted at 07:13:52

勝浦、1本目終了！ さて、2本目へ。海は気持ちいいのー。
http://p.twipple.jp/yUtGb
posted at 10:46:10

勝浦ダイビング終了。ダンゴも見れたし満足満足。
今から、オススメB級グルメ、勝浦担々麺を食べに。
posted at 13:39:30

もし、ダイビング中に津波が起きたら？
http://bit.ly/gZt2XZ
posted at 13:44:47

タンタンメンが名物の「はらだ」なう。 http://maps.google.com/maps?q=35.210000,140.267777 http://p.twipple.jp/enuKe
posted at 14:21:01

これが噂の勝浦担々麺、略してカツタン。ラー油浮まくりで辛そう！
http://p.twipple.jp/x2YCJ
posted at 14:46:35

地元の方に「咳き込むからすすっちゃダメよ」と言われ辛さの比喩だと
思ったが本当にひと口もすすれないw。
辛いけど玉ねぎの甘みが効いてうまい！ 病み付きになりそう。

うみほたる、なう。
posted at 16:33:17

いろんなミラクルが起き、良いダイビングでした。また遊びましょう！
posted at 18:37:47

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal