アンガウルズはオープンしません!

MDフェア会場にて。

とある大手ダイビングショップのオーナーが近づいてきて、
「いや〜、和尚おもいきったね。おめでとう!」と手を握ってくる。
なんのこっちゃわけがわからないが、とりあえずお祝いムードなので、
「あ、ありがとうございます……」と。

話を聞くうちに理解する。「あ〜、パラオ移住の話か!」と。
http://diving-commu.jp/ceditorblog/item_3814.html

その後も違うショップの方に 「うちのショップツアーでぜひ使うからさ!」と激励を受け、
ダイビングサービスの方からは「ネット環境どうなのよ?」とガチ質問。

さらに、「結婚おめでとうございます」と
ダイバーの方々からもたくさんの祝福をいただき(泣)、
個人の携帯メールにも「マジか!」とメールたち(大泣)。

いや〜びっくらこいた。想像以上の反響。

多くの方が嘘だと気がついたが、信じてしまった方も結構いたようだ。
長文だったため斜め読みした方の多くが信じてしまったようだが、
最後までじっくり読んでも信じていた方もいた様子。

これらの方に聞いたところ、どうやら「4月馬鹿」というのは死語で、
「エイプリルフール」と言わないとダメなんですね(汗)。

初めて「リスケ」と言おうとして照れて「再調整」と言い直し、
初めて「ブラッシュアップ」と言ったときは真っ赤になったほど、
何かとヨコモジに拒否反応のある僕としては、
なるべく日本語が使いたいわけだが、通じないのでは始まらない。

さらに、直接読まずに「和尚、パラオ人と結婚するんだって」
と聞いた方は、そりゃ普通に信じる。

ってことで、アンガウルズもオープンしませんし、シャーロックとも結婚しませんので!

嘘だとすぐにわかった方からも「あれ、どこまで本当なの?」とか
「願望?」とか「あの人たち誰?」とあれこれ聞かれたが、
まず、南国や島ぐらしへの憧れはまったくない。
沖縄ですら年に3ヶ月くらいの滞在が限界な気がする。
ましてや、アンガウル島に永住だなんて1億もらっても嫌(笑)。
ダイビングサービスをオープンしたいという願望はちょっとあるけど。

共同経営者とか大統領へのインタビューとか酋長の話とか
ところどころ本当の話や実際にあるホテル名などが混じっているが、
豚3頭送るってのは肉屋の嘘。

登場人物。

■共同経営者アルフォンソ

パソコンの画像フォルダにたまたま入っていた人。
仲よさそうにしているけれど、誰だろう、この人(笑)。
日本語うまかった気がするので、たぶん、どこかの旅行社の現地アテンド。
名前は過去のパラオ暫定大統領アルフォンソから。

■酋長であり父であるギラケル

パプアニューギニアで、観光客相手に民族ダンスを踊るおじさん。
気が弱そうで酋長の貫禄はない。名前は3代大統領ギラケルから。
今考えると、姪のお父さんであるギラケルは叔父さんだなぁ。
ストーリーが破綻している(笑)

■嫁のシャーロックとお母さん
 

知らないパラオ女性。シャーロックという名前は、
確かそんな名前のガイドがいたなぁと使ったが、よく考えると男だったかも(笑)。
美人ですね!という方がいたが、え〜と(笑)

そして、最後に「いわきって何ですか?」、
「オールバック・オナベ・システムを検索しても出てきませんでした」と質問くれた方、
すいません、嘘だと気がつけばいいな〜と挿入した、
寒いギャグなので気にしないでください(泣)。

●御蔵でイルカと泳ぐ人、この指止まれ!
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_3815.html

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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