ダイビングにそんなアイテム使うの⁉︎ 読者から募集したお役立ちマイ(珍)アイテム6選
12月6日〜12月13日にSNSで募集させていただいた、おもしろ&便利なアイテムを一挙公開!全国のダイバーの中には、予想外のアイテムをダイビングに使う人もいるのでは?と考えたのがこの企画のはじまり。「〇〇のそんな使い方があったんだ!」「〇〇を使えば快適にダイビングできそう!」など、今後のダイビングをより一層楽しむための参考になれば幸いだ。ご意見をいただいた読者の皆さまありがとうございました!
※読者さまの名前はすべて(仮名)になります。
マイアイテム その1 「ヘアターバン」
ドライスーツで頭を通すとき、髪の毛が引っ張られて痛いという方もいるのではないだろうか。そんな悩みを解決しようと鈴木さんが使っていたのは、「ヘアターバン」。ドライスーツに頭をとおすときに使えば、髪の毛が引っ張られるのを多少和らげてくれる。
編集部
水中で髪の毛の広がりを抑えるためにヘアターバンを巻いているのは見たことがあるが、ドライスーツを着るときにも役立つとは…。
マイアイテム その2「虫眼鏡」
小学生のころ、昆虫や植物の観察に誰しも一度は虫眼鏡を使ったことがあるはずだ。それを水中で行っていたのは高橋さん。高橋さんは、マクロ(小さな)な生き物が好きで、海中に虫眼鏡と、さらには定規をセットで持っていき、ウミウシなどを測っているという。錆びないプラスチック性のものもあるとのことだ。
編集部
確かに、水中で虫眼鏡使ってみたい!今までそのような発想がなかったのが不思議なくらい。生き物に触れず、ストレスを与えない範囲で観察を楽しみたいところだ。
マイアイテム その3「タッパー」
カメラや乾燥剤、宿泊する際に必要なボール状洗剤、割れ物のお土産などを入れるのにタッパーを使っているという田中さん。サイズもバリエーションも豊富で、しっかりとした密閉タイプなら、カメラといった精密機械も安心。
編集部
ものを収納・保管するのに役立つアイテムだが、かさばるのが少しネックなところかも。最近は折り畳み式も売られているので要チェックだ。
マイアイテム その4「ポンチョ」
着替えるときにポンチョを使う光景はダイビングでもよく見るかもしれないが、佐藤さんからこのアイテムに対するアツいご意見をいただいたので、掲載させていただく。「船上で船によっては着替えるスペースが狭かったり、混雑していたり、無かったり…。そんなときポンチョ1枚あれば船上の好きなところで、自分のタイミングで着替えられます!しかも家から水着の上にポンチョを着て、帰りもポンチョで帰っています!服を持っていく荷物も減るので個人的に絶対忘れたくないアイテムです!」。
編集部
最近ポンチョが欲しくなっていた筆者に、追い討ちをかけるようなポンチョに関するご意見。これは買わねば…。
マイアイテム その5「推しのアクリルスタンド」
こちらは、ご意見の中でも珍アイテムに分類されるのではないだろうか。なんと、推し(=お気に入り)のキャラクターがプリントされた手持ちサイズのアクリルスタンドを、遠藤さんはバディと呼び一緒に潜り、海中でそのバディの写真ばかりを撮っているのだという。
編集部
SNSで、水中の岩場にアニメのキャラクターのフィギュアを置いて撮影された写真を見たことがあるが、新しい水中の楽しみ方にいい意味で衝撃を受けたアイテムだ。
マイアイテムその6「前髪用カーラー」
多くの方がひとつは、持っているであろう小物用ポーチ。加藤さんはダイビングセットのポーチがあり、そこに日焼け止めやコンタクトケース、化粧水、ヘアピンなどを入れているそうなのだが、もうひとつ潜った後に前髪を整えるための前髪カーラーを入れているという
編集部
化粧水、ヘアピンまでは想定範囲内だが、カーラーを入れているのは、驚きだ。水に濡れた後でも前髪の形は綺麗にしたいという女性ならではのアイテムだろう。潜った後は自然乾燥の筆者も見習いたい。
以上が読者さま愛用のマイアイテムだったが、ここからはオーシャナスタッフのマイアイテムを少しだけご紹介。
オーシャナWebディレクター ユウダイのマイアイテム「歯ブラシ+歯磨き粉」
ホテルのアメニティにある歯ブラシと歯磨き粉をダイビングに持参し、更衣室などの洗面台でマスクやマウスピース、シュノーケルの掃除用に使うのだという。ご存知の方もいるかもしれないが、新品のマスクを使うときは、ダイビング前に歯磨き粉(非ホワイトニング)を使ってレンズの内面を洗うと、曇りにくくなると言われている。マスクだけなく、マウスピースとシュノーケルの掃除にも使えたとは…。ホテルで歯磨き粉を使っても、使い切れなかったときは、器材の掃除のチャンスかもしれない。
オーシャナ編集部 ハルカのマイアイテム 「手ぬぐい」
前髪がマスクにかかって前が見えづらかったり、水中で写真を撮られるときに前髪がバサッとなって大変なことに…、なんてことはないだろうか?そんなときにオーシャナ編集部員が使っていたのは、頭に巻けるサイズの手ぬぐい。頭に巻くならバンダナが一般的なのではないか?と思う方もいらっしゃるかと思うが、手ぬぐいを使うのには訳がある。水中で髪をまとめるだけでなく、なんとエキジットしたあとにその手ぬぐいを絞り、顔や体を拭くという、一石二鳥な使い方だ。
オーシャナ編集部 セリーナのマイアイテム「オクトパスホルダー」
フックでBCに取り付けて、レギュレーターやオクトパスのマウスピースをマダラトビエイのお腹に差し込んで、ホールドできるアイテム。陸上でレギュレーターのマウスピースを入れておけば、砂が付くことを防げるし、水中でオクトパスがブラブラするのも防げる優れもの。マダラトビエイだけでなく、ハンマーヘッドシャークやミナミハコフグもあるようだ。
以上、今後のダイビングに使えそうなアイテムはあっただろうか。知らない人のダイビング事情を知るとおもしろい発見がたまにある。同じ船に乗ったメンバーでマイアイテムの話題にしてみるのも楽しいかもしれない。
今回、読者さまからたくさんのご意見をいただき、残念ながら載せきれなかったものもありました。ご意見をいただいた読者の皆さまありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。