時間を正確に伝えるには?〜あっこのダイビング英会話〜

How long will it take?
ハォ・ロング・ウィル・イッテイク?

みなさんこんにちは。どこかに潜りに行くとき、飛行機から降りたらすぐにダイビングショップがある!ショップの目の前が海!だと理想的なのですが・・・ダイビングに移動時間はつきものですよね。

撮影:松井亜希子

車での移動だけでなくボートに乗ってからもポイントまで移動することが多いかと思いますが、到着までどれくらいかかるのかは気になるところです。
そんなとき、移動にかかる時間を聞くには“How long will it take?”(どれくらいの時間がかかりますか?)が便利です。

すでに出発していて、あとどれくらいかかるのかを知りたい場合は“How much longer?(ハゥ・マッチ・ロンガー?)”を使います。
シンプルに到着時刻を聞きたい場合は“What time will we arrive?(ワッタイム・ウィル・ウィー・アライヴ?)”です。

数字の英訳は割愛しますが、代わりに時間の表し方について少し説明させてください。
1時間は“one hour(ワン・アワー)”または“an hour(アン・アワー)”で、どちらかというと後者の方がよく使われます。
2時間以上は数字+”hours(アワーズ)”で、複数形になります。

また、日本語で「1時間半」というのと同じように、英語でも“an hour and a half(アン・アワー・アンド・ア・ハーフ)”という表現をよく使います。
「半」以外の分単位は数字+”minutes(メネッツ)”ですので、たとえば「1時間15分」は“an hour and fifteen minutes”となります。

時刻の表し方は二通りあります。
1つ目は単純に時間+分を並べるだけで、たとえば「10時15分」なら“ten fifteen”、「11時半」なら“eleven thirty”です。
このときは「半」という意味で“half”は使えませんので注意してください。

2つ目は、1時2時などの時間を基準にして、それより何分前か後かで表す方法です。
このときは15分を“quarter(クォーター、意味は4分の1)”、30分を“half”で表します。

たとえば、
10時15分:“quarter past ten(10時の15分後)”
11時半:“half past eleven(11時の30分後)”
10時45分:“quarter to eleven(11時の15分前)”
10時50分:“ten to eleven(11時の10分前)”
となります。
ついでに言うと「正午12時」は“noon”、「深夜0時」は“midnight”です。

時刻や時間の表し方はダイビング以外でも使う機会がたくさんあると思いますので、この際におさらいしておくとよいかもしれませんね!

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PROFILE
広島県生まれ。父親の転勤で小中学生時代の6年間をアメリカで過ごす。
東京大学農学部卒業後、翻訳会社勤務を経てフリーランスの翻訳/通訳者となり、現在は技術系の翻訳やエンターテインメント業界での通訳を主としている。

特技はどこでも現地人になじむこと。
言葉は違っても心は通じるはず!と勝手に思い込み、笑顔で入りこんでいきます。

好きな海はミクロネシアのチュークと御蔵島。
この出会いがダイビングを始めるきっかけとなり、いまではすっかり魅了されています。
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