コロナ対策にも!植物由来「無水エタノール」でアルコールスプレーを作ろう
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「アルコールスプレーが売ってない!」という声もまだちらほら。
そんな時には、無水エタノールがあると便利なのはご存知だろうか?
じゃがいもやトウモロコシ由来の消毒液が手軽に作れるので、アルコールスプレー難民の方はぜひお試しあれ。
Text:Nodoka Sekido
<基本のアルコールスプレーの作り方>
■無水エタノールで作るアルコールスプレー
・無水エタノール(オンラインで990円で購入)
・精製水(ドラッグストアで98円で購入)
・軽量カップ(100均)
・保存用スプレーボトル(100均)
作り方は無水エタノールと精製水を4:1の割合(ex.無水エタノール80ml:精製水20ml)で薄め、スプレーボトルに移すだけ。
※手荒れを防ぐため、ゴム手袋をつけて作るのがおすすめです。
※ペットは原液のにおいだけで中毒を起こす可能性があるので注意してください。
手の消毒はもちろん、壁や床、パソコンやキーボードなどの電化製品の掃除、キッチンやお手洗いなどの水回りの除菌、汚れやすいメイクブラシのお手入れなど、使い道は無限大!
Q.無水エタノールとは?
一般的に消毒用エタノールのエタノール含有量は、一番消毒効果が得られる80%ほど。
無水エタノールとは、その名の通り水分がなく、含有率99.5%とほとんど純粋なエタノール。
すぐに蒸発してしまうため殺菌効果が薄れてしまうので、精製水を加えて使用する。サトウキビやじゃがいも、トウモロコシ由来の揮発性の高いエタノールで、すぐ乾くため電化製品でも掃除しやすいのがメリット。
ちなみに今回編集部が購入したのは、ナチュラル レナのトウモロコシ由来の無水エタノール。
オンラインで990円で購入。
100均やドラッグストアでも無水エタノールを販売しているところがあるそう。
■+100均のエッセンシャルオイルでルームスプレー
先ほどのアルコールスプレー90mlに対し、エッセンシャルオイル40~80滴を加えればルームスプレーにも。
下駄箱やキッチンなど、においが気になった時にシュシュっとひと吹きできるのでとっても便利。
ダイソーではレモングラス、ローズ、ペパーミントなど、さまざまなのオイルが売っているので、手軽に香りをお試しするのにもおすすめ。
リラックスやリフレッシュなど、香りによって得られる効果も異なるので、ブレンドして自分のお気に入りを見つけるのも楽しい。
最後に
消毒アイテムが手放せなくなってきている昨今、自分でアルコールスプレーを作れるととっても便利。
植物由来の無水エタノールをストックしておけば、困ったときの救世主になってくれるハズ。
自宅での時間がある今だからこそ、手軽にDIYチャレンジしてみては。