UNEP本部の事務局長・エリック・ソルハイム氏が来日 ~2030アジェンダの時代に汚染ゼロの惑星を目指して~

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2017年9月5日、UNEP本部の事務局長であるErik Solheim(エリック・ソルハイム)氏が来日し、東京都渋谷区にてエッリク・ソルハイム氏との対談「2030アジェンダの時代に汚染ゼロの惑星を目指して」が開催されました。

UNEP(ユネップ)とは?
UNEPは「国連環境計画」のこと。地球環境問題に取り組む国連の中核機関として、1972年国連人間環境会議(ストックホルムにて開催)の決議により設立された。日本では2015年に、一般社団法人 日本UNEP協会 が発足。日本におけるUNEPの活動の普及を図るとともに、UNEPを通じて日本と海外とを結び、持続可能な環境ネットワークづくりを目指している。

エッリク・ソルハイム事務局長との対談
「2030アジェンダの時代に
汚染ゼロの惑星を目指して」

UNEP本部の事務局長との対談ではさまざまな企業が参加し、意見交換をしているなか、オーシャナも参加。

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環境にかんするさまざまなテーマについて意見交換が行われましたが、海に関しては「海洋環境汚染に関しては特に、プラスチックゴミの問題は深刻で、迅速な対応が必要とされている」との指摘がありました。

当日は「MOU締結調印式」も同時に開催。
UNEPのナイロビ本部やバンコックオフィスとの連携強化と信頼が改めて確認されました。

今後は日本の企業や自治体がUNEPと協力し、グローバルに持続可能な環境について取り組むことに期待が広まりました。

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海の環境に対して
ダイバーの果たす役割

UNEP本部は、2017年4月からイベントの開催や基金の創設などを行い、持続性のある海のために、ダイビング業界と率先して意見交換を始めています。

詳しくは以下のページより。

日本でも、ダイバーひとりひとりにできること、また、ダイビング業界としてできることを考えていきたいですね。

日本のUNEPの事務局長を、オーシャナの代表・河本雄太が務めていることもあり、オーシャナでも海の環境に関する情報を発信し続けたいと思います。

■これまでのUNEP関連記事

エリック・ソルハイム事務局長

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2016年5月に国連環境計画(UNEP)事務局長に任命。それ以前には、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会の議長、UNEPのSpecial Envoy for Environment, Conflict and Disaster(環境・紛争・災害担当特使)を歴任する。
2005年から2012年にかけてノルウェーの国際開発大臣を務め、2007年から2012年まではノルウェーの環境大臣も兼任。気候と環境に関する功績が評価され、UNEPのChampion of the Earth award(地球大賞)、タイム誌のHero of the Environment(環境の英雄)など多くの賞を受賞する。
インドのテリー大学(デリー)より名誉博士号を授与。また、経験豊かな和平交渉担当者であり、1998年から2005年までスリランカで、また他にもスーダン、ネパール、ミャンマー、ブルンジでの和平交渉に、メインのファシリテーターとして従事した。

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