沖縄本島・恩名村

Okinawa Onna / 沖縄 恩名

沖縄中部・北部の海

Photo&Text
越智隆治
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山口日記
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Okinawa Onna / 沖縄 恩名

沖縄中部・北部の海

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越智隆治
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沖縄中部・北部の海

那覇から、国道58号線を車でひた走り、一番最初に青く美しいコバルトブルーの海が見えてくる場所。それが恩納村の海。小さな民宿に重たい荷物を投げ込むと、瀬良垣ビーチの、のんびりとした景観に魅かれ、明日からのダイビングに期待を膨らませる。 防波堤に座り、途中のコンビニで買ってきたビールを片手に海を眺める。海風が心地良く頬をなで、那覇の喧騒からはかけ離れた田舎な雰囲気に酔う。自身にとっても4年振りとなる沖縄本島ロケ。海中景観、生物、何もかもが新鮮に写った。恩納村の瀬良垣ビーチをベースにしているベントスダイバーズの協力のもと、恩納村だけでなく、本島中、北部の魅力的なポイントに迫る。

沖縄・恩納村の海

かわいい魚たちに癒される、穏やかな海中景観。
恩納村の砂地ポイント

2007年9月半ば、台風11号、12号が立て続けに 沖縄地方を直撃した頃、僕は取材で沖縄本島の 恩納村に滞在していた。当然、台風の影響で海の コンディションは最悪。しかし、仕事だから潜らない わけにはいかない。恩納村の瀬良垣ビーチは、岬 と岬に守られていて、かなりの強風でも風裏になり、 台風が直撃でもしない限り、かなりの確率で潜る ことができる。  音を立て吹きすさぶ強風の中、島に遮られて風 が収まっているポイントを選択して、ダイビングボート に乗り込み海に出る。透明度は期待できないと思っ ていた。しかし、思ったよりも雨が少なかったせいな のか、波立つ海にエントリーすると、とても穏やかで、 透明度の高い海中景観が広がっていた。  
そして、僕を出迎えてくれたのは、様々な種類のか わいらしい海中生物たちだ。潜ったのは、地元ダイバー たちからクロスライン、ナカユクイと呼ばれているダイ ビングポイント。「ナカユクイ」とは、沖縄の方言で「一 休み」という意味だという。

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