『海の聲をきく -Unforgettable Encounter-』―古見きゅう氏の新作海洋地球コラム写真集8/8発売

水中写真家・古見きゅう氏が、25年以上の潜水取材で出会った“海の(こえ)”。それをテーマにしたコラム連載に秘蔵写真を加えた写真集『海の聲をきく -Unforgettable Encounter-』が8月8日、小学館から発売された。ジンベイザメ、ジュゴン、サンゴの神秘、沈みゆくツバルの海など、海の生命とつながりを感じられる一冊だ。

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写真とコラムで描く“海の聲”

本書は小学館「ビッグコミック」で好評連載中のコラムをベースに、未公開の追加写真を加えて書籍化したもの。ジンベイザメの穏やかな姿や、活火山が生み出す“海中オーロラ”、海藻がもたらす恩恵、小さな魚が描く海中ミステリーサークルなど、海に生きるものたちの営みを、海中写真とともに紹介する。

優雅に泳ぐ世界最大の魚ジンベエザメ(ⒸKyu Furumi)

著者の古見きゅうは、2万時間を超える潜水経験を持つ水中写真家。海の美しさだけでなく、そこに生きる生物たちのつながりや環境問題まで、独自の視点で撮影を続けてきた。本書ではその経験が凝縮された写真とコラムが並び、“海の今”を感じることができる。

さかなクンから推薦コメント

推薦コメントを寄せたのは、魚の専門家として知られるさかなクン。
「海さまは、はるか昔にわたしたちを産んでくださったお母さんです。さあ、この本からお母さんの声に目と耳を澄ませてみましょう」とメッセージを送っている。
オーシャナ読者へ著者コメント

古見氏からオーシャナ読者へのコメントをいただいた。
「海の聲をきくは、僕がこれまで沢山の海で出合ってきた、沢山の生き物たちとの出合いから、感じたことを綴っています。これまでの写真集とは一味違った楽しみ方ができると思いますので、写真と併せてエッセイもぜひゆっくりとご堪能ください。」と語り、海への想いをにじませた。

海を愛するダイバーにとって、写真を通して海と向き合い、耳を澄ますきっかけになる一冊になりそうだ。

書籍情報

書名:海の聲をきく -Unforgettable Encounter-
著者:古見きゅう
発行:小学館
判型:A4ヨコ判/オールカラー128ページ
定価:3,960円(税込)
発売日:2025年8月8日
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