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Iwate / 岩手

三陸の海を取り戻せ!

東日本大震災で被災した岩手県にて「三陸ボランティアダイバーズ(仮称)」による水中清掃活動が始動

Photo&Text
楠哲也
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綾里漁業協同組合
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三陸ボランティアダイバーズ

ボランティア拠点を陸前高田市の横田に

 くまちゃんの義祖母がかつて住んでいた陸前高田市横田にある一軒家を改修、ボランティア活動の拠点として参加者に利用してもらっている。基本的にはくまちゃんが家主の一般家屋であるが、家に遊びにくるような感覚で宿泊も可能。
 被災地に程近いこの家、目の前に流れる気仙川にも目前まで津波が遡ってきた。その距離河口から実に10km。恐るべき津波の力を真横に、被災地まですぐの距離、ボランティアの活動拠点とするには便利で象徴的な場所だ。
 
三陸ボランティアダイバーズ

 一時、20人近くなったゴールデンウィーク中の宿泊者も、テントを張る必要も無く夜は楽しくこの家で過ごした。ボランティアそのものにやりがいを感じただけでなくここでの滞在も気に入って、すでにゴールデンウィークメンバーの何人かがリピートしてくることになっている。

 近くにはボランティア希望者を各作業に振り分けしているセンターもあるので紹介できる。

 現在は被災地最前線のボランティア基地としての利用だが、復興したあかつきには三陸を潜るダイバーが休憩したり、岩手観光の拠点として利用するなど、皆に愛される憩いの場になるに違いない。

ダイバーボランティア活動の今後

三陸ボランティアダイバーズ

 くまちゃんを中心とした、三陸地方沿岸部を支援するボランティア活動は「三陸ボランティアダイバーズ(仮称)」として、漁協や被災者のニーズが続く限り今後も継続していく予定だ。活動の評価を得て多くのメディアに取り上げられたのもあり、すでに各方面から水中清掃作業希望の打診が続いている。かつてダイブサイトだった場所でのビーチクリーニングや水中清掃も近々実行に移す予定。

 個人的な支援から広がったボランティア活動の輪。組織化を視野に入れているものの、活動そのものが先行しており現時点では公的な援助が期待できる状態では無く、皆様の義援金や人的支援のもとで成り立っている。

 賛同いただける方には今後安定的に継続していくためにも義援金、並びに物資(現場のニーズあったもの)や人的支援のご協力を合わせてお願いしたい。

Information

specialthanks
三陸ボランティアダイバーズ

東日本を襲った、千年に一度とも言われる未曾有の大震災。被災地で「今、ダイバーが出来ること」を考え、漁協の協力のもと本格的な水中清掃活動を開始。

綾里漁業協同組合

三陸ボランティアダイバーズ

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