ビギナーダイバーにも優しい超癒しの海、石垣島

Ishigaki Island / 石垣島

ダイビングの楽しさの原点に帰れる癒しの海

Photo&Text
越智 隆治
Model
Eri Saito
Special Thanks
ダイビングチームうなりざき石垣
Design
Sana☆
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Ishigaki Island / 石垣島

ダイビングの楽しさの原点に帰れる癒しの海

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マンタ待ちの楽しみ方!

石垣島と言えば、マンタ。
日本国内で、一番手軽にマンタを見られる印象がある。

石垣島のマンタ

2010年から新たなマンタポイントとして潜られるようになったマンタシティーポイント(MCP)、今回このポイントでマンタ待ちをしている間、自分が気に
なった事が一つ。
それは、やたらにチョウチョウウオ系の魚たちが多いということ。
「このポイントだけで18〜20種のチョウチョウウオが見れます」とガイドの森君が説明してくれた。

アミチョウチョウウオ(石垣島) シチセンチョウチョウウオ(石垣島) チョウハン(石垣島) セグロチョウチョウウオ(石垣島) ハナグロチョウチョウウオ(石垣島) ミナミハタタテダイ(石垣島)

その程度の種類であれば、大した事無いって思うガイドもいるかもしれない。
しかし、個体数だけでなく、MCPのチョウチョウウオ、違う種類が一緒に混じってクリーニングステーションで仲良く浮遊していることが多いのだ。

普通はシャイで、カメラを構えると大抵の場合、そそくさと逃げて行く個体が多くて撮影も難しいのだけど、ここのチョウチョウウオたちは、逃げる事もあまりせずに中層に浮いているから、観察もし易いし、撮影もし易い。

マンタがやって来るまでの間に、「ここのチョウチョウウオを何種類見つけることができるか、ちゃんと撮影できるか」、な〜んて競争してみるのも面白そうだ。

マンタに関しては、秋頃がこのポイントでのピークになる。
つまりこれからの時期が石垣島でのマンタシーズン。

もし近場でマンタを見たいのであれば、石垣島がおすすめだ。

このケーブの出口の形、マンタに似てるって話だけど、マンタに見えるかな?

このケーブの出口の形、マンタに似てるって話だけど、マンタに見えるかな?

石垣島ガイドのブームは
カメハメ波?!

今石垣島のガイドたちの間で話題になっているのが、上方向ではなくて、横方向に向かってバブルリングを作る技。
ある石垣島のガイドが、マブールに潜りに行った時に、現地のガイドに教わった技で、Facebookに掲載するなり火がつき、一気に話題になった。

横方向のバブルリング 横方向のバブルリング 横方向のバブルリング

今では、日本中のガイドがこの技を習得すべく、ダイビング中に、口を手に当てて、シュポシュポとバブルリング作りに励む姿を良く目にするのではないだろうか。

初めて見せてもらったら、きっと感動するに違いない。
なんせ自分が相当に感動したから。

ただこの技、レギュレーターを外して両手を使うので、なかなかできないからって、あんまり無理はしないこと。
というか、安全面を考えたら、あんまりゲストに勧めちゃいけないのかな?
と書いたけど、最近では、レギュレーターを外さなくても作れちゃう事が発覚。

今では、色々な方法で水平方向にバブルリングを作り、それをFacebookで発表することがステイタスになっている感じだ。
自分のスキルに自身がある人でも、無理しないで練習してみよう。

この技の練習をするのに最適な砂地のポイントが、石垣島には沢山ある。
だから、石垣のガイドたちがこの技を習得するのも、結構早いのかもしれないな。

バブルリング

バブルリングを作るくらい暇なのかというと、とんでもない!
元気なサンゴや砂地をよ〜く目を凝らして覗いてみると、サンゴの中でカンザシヤドカリが世間話していたり、イシガキカエルウオの赤ちゃんが、ちょこんと乗っかって辺りの様子を伺っていたり。

クマノミだって沢山いるし、砂地ではヤシャハゼがホバリングしてる事もある。
石垣島はそんな小さな魚たちを観察するには、最高の海!

砂地でホバリングするヤシャハゼ

砂地でホバリングするヤシャハゼ

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