スリランカ ホエールウオッチング 北東部海岸トリンコマリーと世界文化遺産を巡る旅
Sri Lanka / スリランカ
内戦が終結してツーリストに門戸が開かれ始めた未会開の海へ、世界文化遺産を巡りながらのリサーチダイビング!
Sri Lanka / スリランカ
内戦が終結してツーリストに門戸が開かれ始めた未会開の海へ、世界文化遺産を巡りながらのリサーチダイビング!
- Photo&Text
- 越智 隆治
- Special Thanks
- エス・ティー・ワールド
- Design
- Panari Design
ピジョンアイランドでダイビング
世界文化遺産群は、スリランカ内陸部にある。
この遺跡群を抜けて、たどり着いた北東部トリンコマリーで潜ったポイントは、ピジョンアイランド周辺。
トリンコマリーの町より、北にあるニラヴェリ沖にある小さな無人島で、周囲にはいくつかの岩礁が点在している。
1963年に国立海洋公園に指定され、100種以上のサンゴ、300種以上の魚類が生息しているとされていて、生物の多様性が高く評価されているのだそうだ。
ビーチの目の前には、浅いサンゴのリーフが広がり、スノーケルで楽しめる。
ブラックチップシャークが6~7匹、集団で姿を見せたこともあった。
ダイビングポイントはどこも岩がちで、水深は20mも無い。
この時期、外洋の深海から、「黒い水」が押し寄せる時期があると言われていて、その期間は1ヶ月程続くのだそうだ。
丁度そのタイミングで取材に訪れてしまったため、透明度に関しては、期待外れ。
しかし、確かに、魚影の濃さは伺えた。
できれば、透明度の上がると言われている4月頃に、またこの海に戻ってきたいと思っている。