マダラハタ大産卵の瞬間を突き止めろ! @パラオ ウーロンチャネル

マダラハタ大産卵の瞬間を突き止めろ! @パラオ ウーロンチャネル

Palau / パラオ

どこから飛び出してくるかわからないサメたちへの恐怖と興奮が入り混じった、マダラハタたちの神秘の営みを追跡した!

Photo&Text
越智隆治
Special Thanks
Day Dream Palau
Design
PnariDesign
PDFウェブマガジン 無料ダウンロード
マダラハタ大産卵の瞬間を突き止めろ! @パラオ ウーロンチャネル

Palau / パラオ

どこから飛び出してくるかわからないサメたちへの恐怖と興奮が入り混じった、マダラハタたちの神秘の営みを追跡した!

Photo&Text
越智隆治
Special Thanks
Day Dream Palau
Design
PnariDesign
ocean+α BLUE Magを見る

この記事は約3分で読めます。

マダラハタ大集合の映像に驚愕したあの日

海底に身を寄せて、産卵の瞬間を待つマダラハタたちと、その上を徘徊するサメ

海底に身を寄せて、産卵の瞬間を待つマダラハタたちと、その上を徘徊するサメ

昔から、5月~7月頃の新月の大潮時期に、ここウーロンチャネルにマダラハタが大産卵のために、集まってくることは知られていた。
しかし、それが実際にどのタイミングで行われるのかまでは、ここ最近までわかってはいなかった。

チャネルの入り口付近の砂地に群れるオスのマダラハタ集団

チャネルの入り口付近の砂地に群れるオスのマダラハタ集団

数年ほど前から、デイドリームパラオでは、このマダラハタたちが、いつ、どの時間帯に産卵を行うのかを突き止めようという話が持ち上がっていたが、実行に移すタイミングをつかめずにいた。
その引き金を引いたのは、自分がfacebookで見つけた、ある動画だった。
そこには、海底を埋め尽くさんばかりのマダラハタの群れが写しだされ、ときに、サメがアタックをしかけていた。
マダラハタのあまりの多さに、衝撃を受けた。
しかも、撮影地パラオと英語で書かれていたのだ(後でわかった事だが、その映像はタヒチで撮影されたものだった。なぜ、撮影地パラオとされていたのかは、未だに不明だ)。

オスのマダラハタ同士の縄張り争い

オスのマダラハタ同士の縄張り争い

いてもたってもいられず、デイドリームの秋野さん、遠藤さんにメールを送った。
「マダラハタが凄い集まってるマダラハタ大集合の映像に驚愕したあの日映像見つけたんだけど、これってどこですか?」
それに対して、「越智さん、情報が早いですね。その動画、どこにアップ されていたかわかりますか?」との返事。
そして、外国人ダイビングサービスが産卵の現場を突き止めているらしいという曖昧な情報。
「日本人ダイビングサービスとして、一番にその瞬間をものにしたい」というのがデイドリームスタッフの共通見解だった。

海底に水中ライトを設置

海底に水中ライトを設置

チャネル内部に設置した大量の水中ライト

チャネル内部に設置した大量の水中ライト

取材に向けて、リサーチが開始されたのが、2016年6月。
取材は7月の産卵の可能性のある新月の大潮の時期と決定された。
もし、6月のリサーチで現場を押さえられなかったら、7月のロケもキャンセル。
押さえられたら、取材決行。
自分にとっては、バハマのドルフィンクルーズの合間での日程。
すでにフロリダ2往復のエアチケットと、パラオ往復のチケットを用意しての博打のような取材プランだった。

縄張りに他のオスが接近すると口を開けて威嚇する

縄張りに他のオスが接近すると口を開けて威嚇する

FOLLOW