久米島紀行Part3

Kume / 久米島

球美の島の新顔たち〜ニューアイドル・小太朗登場!〜

Photo
Takaji Ochi
Special Thanks
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PanariDesign
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Kume / 久米島

球美の島の新顔たち〜ニューアイドル・小太朗登場!〜

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Takaji Ochi
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2017年の久米島は例年とは違う顔を見せてくれた。

海の主役に名乗りを上げたニューアイドルから、
視点を変えることで見えてきた魅力、
そして、新たなダイビングスタイルまで。

古から、「球美(くみ)の島」とその美しさを称えられてきた久米島。
さらなる輝きを放つこの海の最新情報をお届けしよう。

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フレンドリーなアオウミガメ、小太朗に夢中!

注目の的は、人馴れした小さなアオウミガメ。身体を優しく掻かかれるのが大好きな、その名も“欲しがり”小太朗!
「シチューガマ」や「ウーマガイ」でダイバーたちの人気を集めている、小さなアオウミガメのメスだ。

自分自身、ウミガメをこんなに愛おしいと思ったのは、初めてのことかもしれない。ちなみに、命名は、ダイブ エスティバンのオーナーガイドの川本剛志さん。

ゴロゴロという音が聞こえてきそうなほどうっとりとして見える

ゴロゴロという音が聞こえてきそうなほどうっとりとして見える

なぜ“欲しがり”で、なぜメスなのに、小太朗なのかは、以前ocean+αのヘッドライン(久米島の新アイドル? 愛しの愛しの……アオウミガメの“欲しがり”小太朗、そしてモジャ美)に詳しく書いたが、餌付けをしてるわけでもなく、身体がかゆいのを掻いてあげたりして時間をかけて馴らしていたら、まったく逃げなくなるどころか、「掻いて〜」とばかりに、近寄ってくるようになったのだとか。
「もう1週間も姿が見えないと、心配で、心配で」と川本さん。

逃げることもなく、川本さんの腕の中で安心して体を掻かれる小太朗

逃げることもなく、川本さんの腕の中で安心して体を掻かれる小太朗

このかわいい小太朗にメロメロなのだけれど、どうやら小太朗だけでは、逢えない日が寂しくなるのか、ほかにも同じ方法で馴らし始めているらしい。

「今では、モジャ美もだいぶ慣れてきたし、小三郎というカメも増えそうだよ」と川本さん。
どんだけ寂しがり屋なんですか?

この子はモジャ美と呼ばれている、別のポイントに生息している小さいアオウミガメ。こちらもかなり慣れてそうだ

この子はモジャ美と呼ばれている、別のポイントに生息している小さいアオウミガメ。こちらもかなり慣れてそうだ

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