久米島紀行Part3

Kume / 久米島

球美の島の新顔たち〜ニューアイドル・小太朗登場!〜

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Takaji Ochi
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PanariDesign
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Kume / 久米島

球美の島の新顔たち〜ニューアイドル・小太朗登場!〜

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ブラックウォーターダイブ® in 久米島

エスティバンでは2016年から、ブラックウォーターダイブ®(以下BWD)の先駆者、水中写真家の峯水亮さんをゲストに迎えて、BWDツアーを開催している。

船上から海中に設置されたライトを眺める

船上から海中に設置されたライトを眺める

海中に煌々と設置された、水中ライト

海中に煌々と設置された、水中ライト

BWDは、世界中でブームになりつつあり、さまざまなスタイルで行われている。

エスティバンでは、ドロップオフの淵に半円状になるように、30個以上もの水中ライトを設置して、その明かりに集まってきた幼生などを撮影するスタイルをとっている。つまり、ステージが用意されて、ほとんどそのポイントから動かないで撮影ができる安全な方法を採用しているのだ。

クダリボウズギス属の一種の稚魚を撮影する、峯水カメラマン

クダリボウズギス属の一種の稚魚を撮影する、峯水カメラマン

日本では今のところ珍しいクダリボウズギス属の一種の稚魚

日本では今のところ珍しいクダリボウズギス属の一種の稚魚

もともと、エスティバンのガイド・吉田健太朗さんが、ビーチエントリーでできる内湾で始めたそうだが、峯水さんのアドバイスを受けて、外洋に面したポイントでツアーをスタートさせたら、これが「おもしろい!」と人気を呼んだ。以来、「夜は、飲み!」と思っていたゲストを夜の海に導くことになった。

吉田さん自身は、オリンパスのコンパクトデジタルカメラの「TG-4」とRG Blueの水中ライトだけで撮影していて、それでも十分きれいな撮影ができることから、気軽に参加してくれるゲストも多いのだとか。

「コンデジでも案外キレイに撮れるので、気軽に参加してください」と笑う、ガイドの吉田健太朗さん

「コンデジでも案外キレイに撮れるので、気軽に参加してください」と笑う、ガイドの吉田健太朗さん

自分もその様子を撮影してみて、次回は、ワイドでの雑感撮影だけでなく、しっかりマクロレンズを付けたカメラで参加したいと思ったほどだ。

しかし、このとき、運が良いのか悪いのか、ナイトマンタまで登場し、それを撮影できたのは、ワイド雑感撮影をしていた僕だけだった。 個人的にはラッキーだったけれど、マンタが姿を見せるとBWDの肝心の被写体が食べられちゃうから、手放しには喜べないとのこと。

いきなり乱入してきたマンタ

いきなり乱入してきたマンタ

「ていうか、今までBWDやってて、ナイトマンタが出たのは初めてのことですよ。やっぱ越智さんがいたからですかね〜」と言われるとちょっと複雑な心境になったけれど、ゲストは喜んでいたから、まあいいかな。

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