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Amami / 奄美大島

濃密なる奄美

奄美南部の3つの顔

Photo
Takaji Ochi
Text
Satomi Kikuchi
Special Thanks
ZEROGRAVITY
Design
Panari Design
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南部の魅力2 内海
豊富な生物と
バラエティに富んだダイビングシーン

奄美大島と加計呂麻島に挟まれた内海、大島海峡は、雨や風に強くて荒れにくく、シーズン通して比較的安定して潜ることができる。また、リアス式海岸のように入り組んでいるため、さまざまな海中環境と豊富な生物を観察することが可能だ。

その中でもリピーターが多く人気ポイントである「嘉鉄」。真っ白な砂地に大小さまざまな根が点在していて、一際大きな根の周りにはケラマハナダイ、キンギョハナダイ、スカジテンジクダイ、キンメモドキのほか、クマノミやモンハナシャコ、ハナヒゲウツボなど多くの生物が生息しとても賑やか。流れはほとんどなく、水深6~9mと比較的浅いのでゆったり癒される。

奄美大島(撮影:越智隆治)

ペアのクマノミが見つめる先にいる、たくさんの魚たち

奄美大島(撮影:越智隆治)

白い砂地に一際大きな根は、いつ行っても多くの魚で賑わい、ずっとその場にいたくなるような光景が広がる

この内海ではポイントが点在していて、港からボートに乗って5~20分ほどで行くことができるので身体への負担も少ない。

また、地形ポイントも魅力的で、内海と言えどいろいろなダイビングシーンが楽しめる。

奄美大島(撮影:越智隆治)

クレバスの隙間から光が差し込む「三角岩」

アマミホシゾラフグを見に行きたい!

奄美大島といえば“アマミホシゾラフグ”。海底に幾何学模様が美しいミステリーサークルが発見され、2011年になって新種のフグによって作られていることが判明。それから3年、体の白点を奄美の夜空に散らばる星になぞり、その名がつけられた。

奄美大島(写真提供:山下豊)

小さな個体で作るサークルは、ダイバーよりもずっと大きい(撮影=山下豊)

オスが産卵床として作っているのだが、約15cmの体で1週間ほどかけて作るサークルはなんと2mほど。しかも中の貝殻など余計なものまで取り除き、外敵がきたら自分より大きくても果敢に攻撃するという徹底ぶり。産卵シーズンは4~7月なので、ぜひ必死でかわいらしい姿を見てほしい。

奄美大島(写真提供:山下豊)

サークル内の貝殻を運ぶアマミホシゾラフグ(撮影=山下豊)

Special Thanks

スタッフ写真
ZEROGRAVITY
(ゼログラヴィティ)
https://zerogravity.jp/scubadiving.php

ゼログラヴィティは奄美大島南部に位置する、マリンスポーツ総合施設。目の前には大島海峡が臨める、自然が溢れた開放的な環境だ。宿泊もできる施設は、オーナーの「車いすの方にもダイビングの浮遊感を楽しんでほしい」という思いから建てられ、完全バリアフリー。トイレやお風呂のスペースも広く、障がい者も安心して一緒に楽しむことができる。

〒894-1521
鹿児島県大島郡瀬戸内町清水122番地
Tel.0997-76-3901

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