クジラの撮影時に味わった悔しさ~岡田裕介の海中時間~

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トンガのホエールスイム(撮影:岡田裕介)

今回の写真はトンガでのザトウクジラと越智さん。

「クジラの写真に人が写っていると大きさを比べられたり出来るし、いいよね」なんて写真を見た人には言われるのですが、いやいや、これは越智さんとの水中での全力疾走に完敗した悲しい写真なんです。

バハマのイルカの時にも同じ内容を書きましたが、あのときはフィンが違っていたり、耳抜きの調子が悪かったりで、色々と言い訳はできるのですが、今回はフィンも一緒、耳抜きも問題なしの体調も万全の状態でしたので言い訳も出来ず。。

ヨーイドンで一緒に海に入って先に行かれた越智さんの背中を見ながら、悔しい思いと共にシャッターを切った写真なんです。

トンガのホエールスイム(撮影:岡田裕介)

イルカの場合はまだ、向こうから近づいてくれる事がありますが、クジラはほぼ皆無。
なので泳力がそのまま写真の完成度に直結するのです。

この時に越智さんはどんな写真を撮れてるんだろかと想像するだけで、これはかなり悔しい!

ひと回りも年上の越智さんにこのまま負けたままではいられないので、次回、一緒に潜る予定の2014年1月メキシコでのバショウカジキスイムに向けてトレーニングを開始しました。

前回、イルカから帰ってきてからのトレーニングは三日坊主で終わってしまったので、今回はジムに入会し体幹を鍛え、プールでフリーダイビングの講習を受けて、かなり本気で取り組んでいます。

越智さんと僕が乗船する予定のメキシコ・バショウカジキスイムツアー、2014年1月11日(土)からの3週目と1月18日(土)からの4週目にまだ空きがあるようです。

どなたか、バショウカジキとイワシ + 僕らの熱いバトルを見に来ませんか?
(まぁ僕が勝手に思ってるだけで越智さんは相手にしてないと思いますが。。笑)

バショウカジキスイムは初めてですが、他のスペシャルトリップに行かれた常連さんの話では、一番アドレナリンが出るらしいですよ。

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PROFILE
埼玉県生まれ。大学卒業後、フォトグラファー・山本光男氏に師事。
 2003 年より、フリーランスフォトグラファーとして独立。沖縄・石垣島、ハワイ・オアフ島へ の移住を経て、現在は神奈川県の三浦半島を拠点に活動中。 水中でバハマやハワイのイルカ、トンガのザトウクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ 乳類、陸上で北極海のシロクマ、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに活動。 2009 年 National Geographic での受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティ の写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・ スミソニアン自然博物館に展示。国内でも銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアルはじめ企 業の広告やカレンダーなどを撮影。 またミュージシャンのライブ撮影も行い、雑誌、WEB、広告などに作品を発表している。
 
HP:https://yusukeokada.com
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