越智隆治写真展「IN TO THE BLUE~青にとける~」初日レポート!
現在、越智隆治写真展「IN TO THE BLUE~青にとける~」がフジフイルムスクエアにて開催中です。
会期は2016年5月6日(金)~5月12日(木)まで。
初日の様子をレポートします!
約40点の作品が並ぶ明るい会場
光沢がキラリと素敵な写真がおよそ40点。
サイズは1200×800の大きなものから、個人部屋にも飾りたくなるような半切の大きさまでが、バランスよく並んでいました。
私が訪れたのは15時ごろでしたが、終了時間の19時まで人の流れが切れることはなく、越智さんの開催するスペシャルトリップのゲストの皆さんをはじめ、カメラマンの方など、初日から多くの方が訪れていらっしゃいました。
3Dに見える!? 写真展の魅力
越智さんの写真展は、展示されているそのほとんどがイルカやクジラ、アシカ、タイガーシャークなどの大物生物の写真。
今回写真を眺めていて感じたのは、「2Dの写真が3Dに見える?!」ということ。
「トンガで撮影されたクジラの親子の写真が飛び出して見えるなあ」と感じていたのですが、写真展に訪れていた男性も、草原に浮かぶようなタイガーシャークの写真を上から下から覗き込むようにして見ており、「どこから見てもタイガーシャークですけど…どうしたのですか?」と聞くと、「いや、なんか飛び出して見えるから」と。
やっぱり飛び出して見えますよね!
他にも数人の方が飛び出して見えると言っており、プリントにするとそのような現象になるのかと越智さんに聞いてみました。
「全部が全部そうではないと思うけど、もしかしたら、今回の印刷がクリスタルプリントという光沢の強めなプリントだからかもしれないね」
最近の写真展では、今写真展のように額に入れずに飾る手法も多いとのことで、その場合には光沢のあるクリスタルプリントを選ぶことも多いのだとか。
このあと写真展に訪れる方はぜひそのあたりも見てみると、また違った楽しみもあるかもしれませんよ。
「ひとり言がたくさん聞こえて嬉しかった」
初日の感想を作者より
初日を終えた感想を、作者である越智さんに聞いてみました。
「正直疲れました(笑)でも、ゴールデンウィーク中の平日だし、どのくらいの方に来ていただけるのかわからなかったけど、人が途切れずに来てくれて嬉しかったです。スペシャルトリップにも何度か参加してくれたカメラマンの戸村くんなんかは午前の早い時間にお弁当まで持ってきてくれたり」
どのくらいの方が訪れたのですか?
「人数は数えてないけど、中村征夫さんの息子さんの卓哉くんと、中村庸夫さんの息子さんの武弘さんが来てくれたので、あと中村宏治さんの息子さんが来てくれたら3中村カメラマン揃ったのになとか思ったけど、、、あ、宏治さんは息子さんいなかったかな・・・?」
初日の感想は述べ切ったといった表情だったので取材を終えて帰ろうとしたら、
「あ、でも、ひとりごとを言っている人が多かった。“わ~すごい”とか、“信じられない何この写真”とか、“どうやって撮ったの・・・”とか、一人で呟いている人が多かったのは印象的でした。フジフイルムスクエアは立地がいいし、それに今回の自分の写真展の場所は外からも見える場所なので、ノンダイバーや全く海を知らない人でも見に来てくれていると思います。心の底から、きれいとかすごいとかいう言葉が純粋に出てきている、そういうのを聞くのは嬉しいです。どうしても海を見慣れているダイバーだと、評価の目線になってしまうから。なので、初日から一般の方にもたくさん見てもらえたのは、やってよかったなと思いました」
ありがとうございます。
そういうことが聞きたかったんです(笑)。
越智隆治写真展「INTO THE BLUE ~青にとける~」は12日(木)まで。
夏を先取りできる青に包まれた写真展にぜひ足をお運びください!
また、5月10日には、写真展開催及び「イルカと友達になれる海」写真集の出発記念パーティーを開催いたします。
また若干空席もございますので、ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
■越智隆治写真展&「イルカと友達になれる海」出版記念パーティー開催のお知らせ
https://oceana.ne.jp/infomation/61174
【越智隆治写真展「INTO THE BLUE ~青にとける~」】
■日時
2016年5月6日(金)~12日(木)
10:00~19:00(入館は18:50まで)
■入館料金
無料
■場所
六本木ミッドタウン・富士フィルムフォトサロン東京(スペース2)
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番地3号
http://fujifilmsquare.jp/sp/guide/access.html