越前の変なヤツに再会!?　＠越前

全国潜り歩き＠福井県・越前

越前の旅なう（照）。
福井県・越前の旅、最後のお店は《ダイビングセンターLOG》。

越前のダイビングエリア最北の梅浦エリアのお店

ダイビング前夜は、そりゃ乾杯。
 
わし、ガイド高橋大海殿（ひろ君）、オーナー三田村勉殿（せんむ）、サバの丸焼き

子供のような無邪気な笑顔で素敵な下ネタを披露するせんむ殿、
「明日は女性を紹介してもらう」ともじもじするひろ君とひとしきり盛り上がる。

宿泊はセンターに併設する《えちぜん丸太屋》。

 
部屋からは海が一望でき、ロフトはオシャレな空間。テンション上げ

翌朝、いよいよダイビング。
潜るのは、センターと道を挟んですぐ目の前の名物スポット「ログ前ビーチ」。

いざ、エントリー！

手すり付きコンクリのスロープなのでエントリーしやすい

透明度もそこそこいいぞ。

エントリー直後はホンダワラ畑が続く

目の前をアジの群れが横切っていく。

ホンダワラ、根、ゴロタとさまざまな環境がそろっているので、
そこは生物の宝庫。

 
ホンダワラの中にはアミメハギ根に生み付けた卵を守るスズメダイ

 
バリエーション豊富なコケギンポ

 
とにかくきれいなヒメギンポ。形がおかしいマツカサウオ

 
逆さまに泳ぐイチモンジハゼ

幅500ｍという広大さ、おまけになんと水深25ｍまでとれるので、
水中バリエーションの豊富さは越前随一。

水深５ｍから一気に落ちるドロップオフ。

生物だけでなく地形もおもしろい。

 
ケーブ、アーチ、オーバーハング。地形なら何でもござれ

そして、１本目の終盤、ガイドのヒロ殿が指さす岩場に目をこらすと
何だかすっとぼけた変なヤツがおる。

ん？

この岩鬼のように海藻をくわえた変な奴の正体はホシギンポ

 

８年くらい前にも同じ穴で見たので同じ個体かと思ったが、
どうやら違う個体と入れ替わったとのこと。
それにしても、どうしてこの穴に限ってホシギンポがすむんじゃろう。

あっという間の70分。
とりあえず、オーシャンビューのテラスで休憩、休憩と。

後半へ続く。

法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール／コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書：「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD：「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal