【動画あり】謎多き深海生物ダイオウイカを生きたまま捕獲に成功!
1月27日、島根にある県立水族館・しまね海洋館アクアスが「生きたダイオウイカ現る!?」と称してツイッターに投稿した動画が話題をさらっている。生きているダイオウイカの映像はとても貴重だそうなので、絶対見るべし。
生きたダイオウイカ現る!?
昨日出雲市猪目港にて生きたダイオウイカがいるとの情報をいただき行ってきました
生きているダイオウイカはとっても貴重です!
その割に映像がしょぼくてすみません!!
動いている様子が伝わればと思います#生きたダイオウイカ #ダイオウイカ #スタッフオランゲ pic.twitter.com/kH5Z5VQN92— 島根県立しまね海洋館アクアス (@AQUASSHIMANE) January 27, 2021
ダイオウイカといえば世界最大級の無脊椎動物として誰もが一度は耳にしたことがあるのでは。特に大きなものは体長18mを超えるとか。今回ダイオウイカが生きたまま捕獲されたのは1月26日の島根県出雲市の港。現地の漁師の目撃情報を元に同職員が駆けつけたところ、映像に収めることに成功したという。
体の大きさが特徴的なダイオウイカだが、クジラ好きな方なら「マッコウクジラの大好物のイカ」、おとぎ話や映画、ゲームが好きな方ならヨーロッパに伝わる巨大生物「クラーケン」のモデルとして馴染み深い存在かも。
しかしその知名度とは裏腹に実態はまだまだ謎に包まれている部分が多く、今後の研究が待たれる状態である。
今回発見されたイカは全長が4m10cm、体重は170kg。大きいものだと体長18mだとされるダイオウイカにしてみれば、ちょっと小ぶりかと思いきや、しまね海洋館によるとダイオウイカが島根県の近海で見つかったのは5度目だが、今回のイカの大きさは過去最大だという。
ダイオウイカは発見された後に死んでしまったため、同館はイカを冷凍保存。これはけっして食べるためではなく、標本にするためだという。ダイオウイカの生態解明の一助になることを期待したい。