新しくてワクワクするのが大好きな僕が選ぶ “モノ・コト” vol.1

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僕が海の業界に参加してから20年が経ちました。ライフセービングにはじまり、ダイビングインストラクターを経て、現在はブルーサステナブルを掲げ、学びを通じてダイビングインストラクターの価値を証明する活動をしています。
その間のテクノロジーの進化は目まぐるしく、様々なサービスやデバイスが誕生してきました。ここでは、僕が興味を持ったデバイスやサービス、特に海や環境、観光などに関連することを紹介していこうと思います。

「新しくてワクワクするのが大好きな僕が選ぶ “モノ・コト”」

僕は、面白いモノや新しいコトを見つけると、オンライングループ上に投稿してオーシャナのみんなで共有しています。中でもガジェットや新しいサービスデザインが大好きです。なぜならダイビングや海、そしてサステナブルにも活かせると思うことがたくさんあるから。

では、そんな僕が気になる5月の“モノ・コト”をご覧ください。

サービス

・防災×フィットネス
自分の命を守ること、それが人の命を守り、地域の命を守る。
過去に、ライフセービングに参加していたことがあります。緊急事態にはいろいろな準備や、傷病者を安全な場所に移動するなど、とても体力のいる仕事です。緊張で息が上がってしまうなんてこともしばしば。

そんな中、実戦に必要な基礎体力にも注目したトレーニングのサービスを発見しました。練習では、綺麗で安定した環境でCPRのトレーニングなどもできますが、現実は傷病者を安全なところに運んだり、AEDを取りに走ったり、心配蘇生で筋力を使ったりと練習時とは違う環境下がほとんど。

どんな状況でも冷静に行動を起こせるためにも、身体負荷化がかかった状態での訓練を取り入れることで、実戦に活かすことが可能に。
https://readyfor.jp/projects/disasterpreventionfitness

・Airbnbがオンライン旅行体験サービスを提供
コロナ自粛で在宅が増えた最近。オンラインヨガやオンライン学習などを始めた方も多いのでは??

自宅や別荘などの空きスペースで宿泊を提供することでお馴染みAirbnbが世界各地でオンライン体験プログラムを提供開始。きになる内容はというと、日本の僧侶と一緒に瞑想(日本、大阪)・ニューヨーク在住アーティストと一緒にスケッチしよう(ニューヨーク州ニューヨーク)・インテリアデザインワークショップ(カリフォルニア州サンフランシスコ)などメニューも多彩。インバンド旅行客が激減の今、新しいビジネスチャンスかも?!
https://news.airbnb.com/ja/enjoy-the-magic-of-airbnb-experiences-from-the-comfort-of-your-home/

・ホテルを賃貸
ホテルを賃貸として使う「Anyplace」が資金調達。投資家にはサッカーの本田圭佑氏も。

簡単に移り住むのが可能な世界観を目指している「Anyplace」。マンスリーやウィークリーマンションのような感覚で、ホテルを使えるようになったら確かに便利。さらに、地元との繋がりを支援したり、使えば使うほど家賃が下がるサービスなども展開。このサービスの特徴は、世界中で利用できる可能性があること。これで海外進出がもっと身近になるかも。
https://japan.cnet.com/article/35153269/

デバイス

・エクスペリア1Ⅱ
ソニーの最新技術を詰め込み、初の5G対応となるモバイルデバイス(5月下旬発売予定)。これなら、高スペックで撮影した大容量動画もすぐに送れますね。

最高20コマ/秒のAF/AE追従高速連写など、α™で培った技術によって、さまざまな被写体を高精度にとらえて美しく描き出せます。映像だけではなく、SONYだからこその本格オーディオも楽しめるのも嬉しいところ。αシリーズの技術も継承していて、全てがワクワクなアイテムです。
https://www.sonymobile.co.jp/xperia/xperia1m2/

・マレスとフェラーリコラボ
新型コロナウイルスへの支援の1つとして、イタリアのダイビング器材ブランド「マレス」が人工呼吸器マスクを製造。そして、そのマスクとホースをジョイントするパーツを「フェラーリ」が作成。それぞれの分野の技術を生かし困難に立ち向かう、素敵な取り組み。
https://bestcarweb.jp/feature/column/145912

海のコト

障がい者に特化したマリンスポーツと宿泊施設「ゼログラヴィティ」が、クラウドファンディング開始3日目で目標金額達成!

僕も運営に参加しているゼログラビティがクラウドファンディングを展開し、
わずか3日間で目標金額を達成させた。ダイバーが作る「ダイバーシティ」を目指して、地域との関係を大切に成長を続けている。

おかげさまで、オーシャナで現在展開中の「オーシャナLive」もたくさんのスタッフ陣とお客様のご協力により、大成功しています。海を愛する仲間たちの絆の強さを改めて感じることができました。
https://camp-fire.jp/projects/view/261309

デザイン

新型コロナウィルスの発生で、これまでに経験したことのない時間を過ごしている私たち。大中小の法人起業、個人事業主、私たち個人にそれぞれ様々な支援メニューが出てきているのはご存知でしょうか。
しかし、「いったい自分にはなんの補助、補償が受けられるのだろうか・・・」と不安な人も多いはず。そんな方には、自民党がまとめてる補助金や補償のページは非常に分かりやすい説明と、デザインなのでおすすめです。
日々変化する状況の中、支援策なども著しく拡充されていっています。しっかり支援を受けれれば大きな支えになるはず。
https://www.jimin.jp/covid19/sme/

コロナの収束も見え始めた昨今。まだまだ気が抜ける状況ではないですが、海へ行くことを楽しみにあと少し頑張りましょう〜!

【河本 雄太 プロフィール】
1981年生まれ、埼玉県出身。 学生時代にライフセーバーを経験し、2003年にダイビングライセンス“BSAC”インストラクターを取得し、2012年インストラクタートレーナーになる。ダイビング歴としては、1,000人以上の講習実績と5,000本以上のダイビング経験を持つ。 2010年に独立、東京・大阪・沖縄にダイビングショップを経営する傍ら、2015年から日本最大のダイビングウェブメディア「オーシャナ」の運営、2016年から奄美大島(鹿児島県大島郡)にある障害者向けのマリンアクティビティ施設の運営に携わり、2017年には国連環境計画日本協会(日本UNEP協会)の事務局長に就任。現在は、企画製作委員会委員長を担っている。 2019年よりSDGsモデル都市(内閣府認定)である沖縄県恩納村のSDGs推進運営に携わり、国連環境計画UNEPがグローバルに推奨する環境に配慮したダイビングプログラム、「グリーンフィンズ」を同村に日本初導入。 2020年、これまでの経験を活かし、海と環境から「生きるチカラ」を学ぶ「BLUE School」プロジェクトを本格始動。

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PROFILE
1981年生まれ、埼玉県出身。
学生時代にライフセーバーを経験し、2003年にダイビングライセンス“BSAC”インストラクターを取得し、2012年インストラクタートレーナーになる。

ダイビング歴としては、1,000人以上の講習実績と5,000本以上のダイビング経験を持つ。

2010年に独立、東京・大阪・沖縄にダイビングショップを経営する傍ら、2015年からオーシャナの運営に参加。2016年から奄美大島(鹿児島県大島郡)にある障害者向けのマリンアクティビティ施設の運営に携わり、2017年には国連環境計画日本協会(日本UNEP協会)の事務局長を務めた。

2019年よりSDGsモデル都市(内閣府認定)である沖縄県恩納村のSDGs推進運営に携わり、国連環境計画UNEPがグローバルに推奨する環境に配慮したダイビングプログラム、「グリーンフィンズ」を同村に日本初導入。

2020年、これまでの経験を活かし、海と環境から「生きるチカラ」を学ぶ「BLUE School」プロジェクトを本格始動。
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