ダイビングに行きたすぎて、自宅のお風呂で全力で海を感じてみた!
みなさんこんにちは、スイカです。
緊急事態宣言が発令されて、はや1ヶ月。
定期的にダイビングの現地レポートをあげていた私ですが、取材にも行けず、プライベートでダイビングに行くこともできず、 「海に行きたい…!ダイビングがしたい…!」と欲を募らせる日々を過ごしています。自宅でも海を感じようと海の画像や動画を探してインターネットの海をサーフする毎日です。
みなさんも、そんな日々を送っているのではないでしょうか?
しかし、ふと思ったのです。
「自宅で海を感じるために、まだできることがあるのでは?」
そう、ネットで満たせるのは「視覚」と「聴覚」のみ。ですが、海は五感で感じるもの。残された「嗅覚」「触覚」「味覚」を満たせば、全身で海を感じることができる。いや、それはもはや 海にいることと同義…!
ということで、挑戦してみました。自宅でダイビング!
海っぽい場所を作る
まず海を感じるために必要なのは、限りなく海に近い環境を作り出すこと。
目指すはこんなイメージ。
やるならやっぱりここですよね!
まずは海水を作ります。
用意したのはトップバリューの塩。瀬戸内と書いてあるので、きっと瀬戸内海を感じられることでしょう。
海水の塩分濃度はだいたい3.0〜3.5%。 約160リットルの水に対して5kgの塩を投入しました。
ちゃんと海水の味がします。
水温も海に近づけたいので、ちゃんと測りました。いい感じです。
これで、海(風呂ではない)が完成しました。
次は音。波の音をジップロックに入れたスマホから流します。
さらに再現したいのが「匂い」。
これでほぼ完璧です。
仕上げにYouTubeで見つけてきた浜辺の360度動画を再生し、VRゴーグルにセットすると…
…
海だー!!!
船でエントリーポイントに向かう途中、 足を海につけてパシャパシャやってる気分です。
磯の香りもバッチリ漂ってきます。
時おり、 心地の良い風も吹いてきます。
すごい!
これはもう海です!
五感が満たされています!
しかし、人間何かが満たされればさらに欲が出てくるもの。
だんだんと潜りたくなってきてしまったので、エントリーすることにしました。
海(風呂ではない)に潜る
自宅でダイビング!
といってもさすがにシリンダーは家にはないので、シュノーケリングで挑むことに。
海の中に何もいないのは寂しいので、アオウミウシとニシキアナゴのフィギュアと貝殻を沈めました。
と、ここで忘れてはいけないのが バディです。
同居している家族にはなぜかバディを拒否されたので、人体模型(骨格のみ)の骨田アーサーくんをバディにすることにしました。
これで、だいぶダイビングの雰囲気に近づいてきましたね!
そして、いよいよエントリー!
…
ザバッ
…
狭い!
思った以上に身動きが取りづらいので、アーサーには外から見守ってもらうことにしました。
気を取り直して水中撮影に入ります。
水中にはアオウミウシとニシキアナゴがいます。
ニシキアナゴが引っ込まないのでいい感じに撮影ができます。
水中から眺める水面も…。
暗くして、間接照明を入れるとナイトダイビングの気分も味わえます。
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一通り水中を堪能しエキジット。
いや〜〜〜!やっぱり海は楽しいな〜〜〜!!
そして、アフターダイブはやっぱり海鮮。
バディと一緒に今日のダイビングについて語りながら過ごす時間はやっぱり格別ですね!
感想
結論、思った以上に海を感じられました。
”何を言ってるんだこいつ”と思うかもしれませんが、やっぱり海水の味と、海から上がった後の喉の渇きや疲労感が 「私、海行ってきた!!!!」という気分にさせてくれます。マジです。
海水を作るのが面倒な方は、シュノーケルをつけるだけでも違います。あの独特な呼吸の感じ…海とダイビングを思い出させてくれます。ただ、浴槽が狭いのでフィンはつけない方が身動きが取りやすいです。
牡蠣の香りもすごく海感があったのですが、鼻の近くに寄せないといけなかったのでそれだけがネックですね。水に入ってしまえばあまり関係ないですし。VRで海を観ながら牡蠣の香りを嗅ぐのが手軽でいいと思います。
みなさんもぜひ試してみてくださいね♪
そして、他にも自宅で海を感じられるアイディアがあったら教えてください♪