ダイバーの新常識! ギョニソを携帯しよう

ども、
さっき友達に電話しようと思って携帯電話の電話帳のカ行をみたら「ガソリン」と「ガンジー」という名前が登録してあって、いったい誰だったのかさっぱり思い出せず途方に暮れている太陽系さんです。
ちなみにガソリンさんは03でガンジーさんは06で始まる電話番号だったので、私の知り合いの人で、東京在住のガソリン」および、インドではなく大阪在住の「ガンジー」と呼ばれることに心当たりのある方、ご一報ください。以上業務連絡。
さて、実は私は3、4年ほど前から、けっこう真剣に山登りをしているんですが、山登りに行くときに欠かせないのが、歩きながら食べる「行動食」です。まぁ、一種のおやつみたいなものなんですが、カロリー消費の激しい登山では、3、4時間くらいで蓄積されたグリコーゲンを使い果たし、まったく力がでなくなってしまうことがあります(シャリバテとかハンガーノックとか呼ばれます)。なので、グリコーゲンを使い果たして血糖値が下がる前に、糖質(炭水化物)を早めにこまめに補給しておく必要があるので、この「行動食」というのは結構重要だったりします。


一方ダイビングの場合は、水中での活動時間が基本的に1時間弱ですので、このような栄養補給は、それほど必要では無いといえます。しかし、例えば昼食を挟まず午前中に2本潜る、というようなスタイルをとるエリアでは、行動時間がインターバルも含めて3〜4時間に達しますので、途中でなんらかの栄養補給が必要となります。実際に午前中に2本もぐって、インターバルも船上でとるニューカレドニアでは、海から上がるとダイビングボート上で、必ずクッキーやビスケットと温かい紅茶なんかが配られていました。今から考えてみるとこの栄養補給は、非常に理にかなったものだったといえます。もちろん、ニューカレドニアに限らず、ダイビングのインターバルに軽いスナックを用意してくれているダイビングサービスは多いのですが、真に自立したダイバーたるもの、もしもの備えに、自分に必要な栄養補給の手段としての行動食を自分で確保しておく必要があるのではないかと思います。
さて、登山の行動食の場合、コンパクトで、調理が不要で、歩きながら食べられて、しかもある程度日持ちのする食品、というのが選択の条件となります。そこで、いろいろ試してみた結果、定番のチョコバーとかドライフルーツとかに加えて、私がよく活用していたのがギョニソ(魚肉ソーセージ)です。そう、その昔の畜肉が高価だったころのソーセージの代替食であり、今では、着エロDVDとかで、なにか別のものの代替品として欠かせない小道具となっているギョニソです。これが実はダイビングの行動食としても、非常に有効ではないかと思うのです。
というのも、ダイビングの行動食に求められる条件としては、登山で求められる行動食の条件に加えて、防水加工が施されていることが重要だからです。そういう意味では、ナイロン製のフィルムに包まれたギョニソはまさにうってつけ。さらに、含まれる原材料も、ダイビングの行動食としてかなり理想的です。まず、非常に良質なタンパクがたっぷり含まれていて、適度なカロリーであること。そしてカルシウムやマグネシウムが非常に豊富であることです。
医学的に本当に正しいのかは未確認ですが、血中にとけ込んだ窒素のマイクロバブルは、骨にダメージを与える可能性があるんだそうです。実際に長年ダイビングをやっていると骨が脆くなるという話をガイドさんから聞いたこともあります。そういう意味では、ダイバーにとって、カルシウム、そしてカルシウムの吸収を高めるマグネシウムの補給は、たいへん大事なことなのです。
さらに魚ニソには、以下のような副次的な機能もあります。
・ 水中での急な餌付けにも対応
・ 珍しい生き物を見つけたときなどに、指示棒の代わりに使えなくはない
・ オレンジ色で形が似ているため、ダイブフロートをわすれたときにないよりはマシな気がする
・ 中に磁石を入れておけばコンパスの代わりにもなるかもしれない
・ 真ん中に穴を開けておけばスノーケルとして使える可能性がある
・ 小さくて自信が無い男性は、ウエットスーツの股間に仕込んでおけば、自信回復につながる
というわけで、魚ニソを常に携帯しておくことが、今やダイバーの新しい常識であると、私は声を大にして主張したいと思います。
もちろん私のおすすめはこれ!
マルゼン ホモソーセージ

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