ガイドさんへのリクエスト

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ガイドさんに、見たい魚をリクエストしまくるとやりにくいのかな……。

そんな質問をもらったことが何度かあるが、
友人ガイドたちに聞いてみたところ、
基本的には特にやりにくいということはないとのこと。

逆に、
「やっぱりただのコース案内だと思われるより、
生物を探して喜んでもらう方がやりがいを感じるよね」とのこと。

中には、
「マニアックなリクエストは燃える」という者も。

ただ、反対に、「自分よりベテランのゲストに自分の知らない生物ばかりリクエストされたことがあり、
以来、ベテランさんが来ると緊張します」なんて若手のガイドも(笑)。

全体的にはプレッシャーも感じるが喜びになる人が多いようなので、
リクエストはガンガンしていいかと。
やっぱりガイドは生物に詳しいわけなので、そこを刺激されると嬉しいし、
もっと根本的にはお金払っているわけですからね。

むしろ困るのは、
「何をしたいとか、何が楽しいとか、意思表示がないのでサッパリわからない人」とのこと(笑)。

なので、「浮いているだけで楽しいんです」とか「ダイビング後の温泉が楽しみで」など
聞かれたらダイビングに対する興味くらいは話したほうがお互い幸せ。

ちなみに、よくある困ったリクエストは
「マンタとかジンベエザメをリクエストする人がすごく多い!
でも、この海にはめったに出ない……」。
南の島のガイドは必ずリクエストされるらしい。

「雑誌に載っている生物が必ず見られると思っている人も多いのよ。
気軽に”高確率で出現!”って書くけど、探すこっちの身としてはね……」とも。

す、すいません。がんばって探して(笑)。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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