ジュテ〜ム
『マリンフォト』でライティングの記事を書いているうちに、
照明にとても興味が沸いてきた。
ちょうど、自宅の6連ライトのいくつかの電球が切れていたので、
いつも使っている色温度の低い暖色系の電球だけでなく、
遊び心でブルーとレッドの電球も買ってみた。
青は何だかホラーの世界。不気味で今後は使う気になれない。
しかし、レッドがすごい! さすがはリーダー。
よく言われているようにレッドは興奮作用のある色。
で、実際につけてみると……
勃った!
独身にして、息子がたったときの親の喜びを知る。
いや、冗談抜きに興奮します。
レッドライトの中で少し女性の裸を想像するだけでもう大興奮。
すごいぞ、レッド! いけいけレッド!! とうっ!!
しかし、安っぽいラブホを思わせるその色は、いかんせん下品。
意中の女子を部屋に連れてきて、いきなりこのライトだったら、
おそらくドン引きだろう。
だが、このライトは間違いなく愛を育む。
電気を付けるのは恥ずかしい。でも、真っ暗もつまらない。
そんなときに、リーダーの出番。興奮作用のおまけつき。
倦怠期のご夫婦。ぜひ、試してみてください。
僕もいずれ意中の女子とこのライトで愛を育んでみたい。
このライトの下で思い切り自分を解放したい。
それに、ことに至れば女性だってこのライトを気に入ること間違いなし。
二人だけの情熱の世界にタブーも下品もない。
レッドライトはただ肉欲の炎の種火に過ぎないのだ。
何を言っているんだ、俺は。
つまり、いきなりではいけないのだ。
しかし、愛し合う間に電球を取り替え始めるのも興ざめ。
そんな時の気が付いたのが6連ライトの特性。
このライトは、最初のスイッチで全部つくが、
もう一度スイッチを引くと4個だけ点灯。
さらに、もう一度引くと残りの2個が点灯する。
ということで、4個だけ暖色ライト。
通常はこれで生活する。
暖色系は本来の自分より格好良く、かわいく偽装してくれます
そして、いよいよというときに、リーダーの登場!
お決まりの「ちょっとだけよ〜」。
一人で撮影している姿は想像しないように
素晴らしい。
舞台は整った。
あとは女子を見つけるだけだ……(泣)。