宮古島水中フォトコンテスト2025結果発表!グランプリは誰の手に…!?

宮古島水中フォトコンテスト2025の結果が公開!グランプリは彫谷一郎氏の「着陸」、ビギナー部門グランプリは三浦里沙氏の「逆立ち界の挑戦者」が獲得。両受賞作の撮影者コメントと本フォトコンテストの審査員を務めた水中写真家・茂野優太氏からの講評をご紹介!

グランプリ:彫谷一郎氏「着陸」
水面から狙った“宮古でしか撮れない”瞬間

下地島のビーチのひとつ17endから下地空港に着陸する機体を半水面で真下から捉えた一枚。青空と雲、水面のラインが作る動きの中で、機体の存在感がグッと前に出る作品。

撮影者コメント(抜粋)

「このようなコンテストに応募したのは今回が初めてだったので、グランプリという素晴らしい賞を与えていただき、本当に嬉しく思います。飛行機が通り過ぎるのは一度きりな上に一瞬なので、飛行機が通るタイミングに合わせてノールックで何度もシャッターを押しました」

審査員・茂野優太氏 講評(抜粋)

「潔いほどに水中世界の部分は捨て、水面をギリギリポートの下側に入れるようにして水中から撮影をしているという表現に落とし込んでいます。そうすることによって飛行機を真下から大きく捉えることができ、飛行機が強調されています。ああ、こうやって水面だけでも宮古島の青い美しい海を表現できるんだなと感心しました」

ビギナー部門グランプリ:三浦里沙氏「逆立ち界の挑戦者」
白砂に立つ、不思議な静止

砂地から“逆立ち”したまま静止するウミヘビ。白砂と海のシンプルな構図だが、そのグラデーションが独特の空気感を引き立てている作品。

撮影者コメント(抜粋)

「潜っているとき、砂地からウミヘビが逆立ちしたまま静止しているのを見つけました。動く気配もなく、まるで海の時間が止まったようで、しばらく見とれていました。その不思議で少し可愛らしい姿を残したくてシャッターを切りました」

審査員・茂野優太氏 講評(抜粋)

「ビギナー部門は水中写真に縛られない自由な発想の作品が多く素敵だなと感じていたのですが、その中でもこのウミヘビが逆立ちをしているシーンもその1つでした。写真の中に不思議な雰囲気が溢れていて素晴らしかった!独自の目線をもった作品でグランプリに選ばせて頂きました」

スキンケア広告A

茂野優太氏 総評(抜粋)

「全ての写真を拝見してまず思ったのが本当に多彩な作品が応募されているということ。宮古島といえばダイナミックな地形が印象的ですが、地形だけでなく、マクロの世界、サンゴ、マクロなど、実に幅広いシーンが撮影されていました。この多様さが、このフォトコンテストが長く続いてきた証であり、参加者の皆さんの視点が年々洗練されていることを感じます」

︎▶︎撮影者コメント全文・総評全文・他受賞結果はこちらからチェック(宮古島水中フォトコンテストHP)

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

登録
PROFILE
海とスキューバダイビングの総合サイト・オーシャナ、つまりこのサイトの編集部です。

いろんなニュースや、オーシャナからのお知らせを発信しています。
  • facebook
  • twitter
  • Instagram
  • youtube
FOLLOW