現地ガイドにいくら渡せばいい?チップの目安 ~あっこのワンポイント・ダイビング英会話~
I had a great time!
アイ・ハダ・グレート・タイム!
前回の続きで、今回はチップの具体的な金額の例をご紹介します。
ただし、チップの金額に決まりはありませんので、あくまで目安として考えてくださいね。
ホテルなら、ベッドメイキングや荷物運びのポーターに渡すのが一般的ですよね。
送迎の場面では、タクシーならメーターの15%+大きな荷物1個につき1ドル、
事前に予約しておいた専属ドライバーなども、大きな荷物1個につき1ドルが一般的です。
安いホテルではチップは要らないという考え方もあるようですが、日本人がツアーなどで泊まることの多い一定レベル以上のホテルであれば置いたほうがいいかなと思います。
余談ですが、部屋でコーヒーをこぼしてしまったのでチップを多めに置いて出たら、備品のドリップコーヒーが増えていて、心なしか部屋もいつもよりキレイだったことがあります(笑)。
やはり、チップをもらえると思うと、スタッフもやる気が出るのでしょうね。
レストランやバーなど、何らかのサービスに対するチップは、合計金額の10~20%程度が一般的です。
ただし、あらかじめ”Service charge”等が会計に含まれていることもありますので、伝票を確認して二重払いにならないように気をつけてくださいね。
また、眺めの良い席に替えてもらったときなど、なにか特別な頼みを聞いてもらったときは少し多めに渡すとよいと思います。
クレジットカードで払う場合は、前回ご紹介したように”Gratuity“または”Tip“の欄にチップの金額を書き込めばOKです。
現金の場合は、たとえば17ドルの食事をしたときに、20ドル札を渡して“Keep thechange.(お釣りはとっといて)”と言えば、ちょっと場慣れした人に見られるかも?!
また、15ドルの会計で20ドル札を渡して“Can you give me three dollars back?(お釣りを3ドルください)”と言うのも、よく使います。
ダイビングもサービスの一種なので、ガイドさんにはダイビングフィーの10~15%、クルーには1日1~2ドルが妥当でしょうか。
「チップを考えてなかったから、お金が足りなくなっちゃった!」ということのないように、最初から2割増くらいの金額を想定しておくとよいですね。
渡すタイミングは、担当スタッフが毎日同じとは限らないので、1日ごとの方がよいかなと思います。
クルーズの場合は、最終日にまとめてチップを渡す封筒が置いてあったりしますので、そこに入れておくと船長さんが後でみんなに配分してくれます。
渡すときは、“Thank you for a wonderful time!(素晴らしい時間をありがとう!)”、“I had a great time!(とても楽しかった!)”など、日本語では普通に使っている言葉を英語でも添えられるといいですね♪
とはいえ、旅行者である限り、その国や地域の習慣を完全に理解することはできません。
私も、事前に旅行ガイドで調べたり、他の人の様子を盗み見たりして、内心そわそわしています・・。
でも、チップは感謝の気持ち。
正しい金額、間違った金額はないので、気にしすぎずに旅行を楽しんでくださいね。