鹿児島県・南さつまにイレズミミジンベニハゼが登場!珍しいハゼに会うなら今がチャンス☆

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鹿児島県の南さつま「大当(おおと)」で、ビンに住み着いたイレズミミジンベニハゼが登場しています!

ダイバーにおなじみのミジンベニハゼ。その仲間には、ナカモトイロワケハゼとイレズミミジンベニハゼもいます。

イレズミミジンベニハゼは顔の周りに線状の模様がついているのが特徴。

イレズミミジンベニハゼ。縞模様が美しい

イレズミミジンベニハゼ。模様が美しい(撮影/堀口和重)

発見したのはダイビングショップSBの松田環さん。
10月11日に発見され、現在もなお見られており、約1カ月間その姿が確認できています。

南さつまでは毎年同じところで出るようですが、昨年までの個体はマガキガイなどの貝殻にいることが多く、今回のビンなどの人工物に入っているのは珍しいようです。

水深20mのところで発見。体長は25㎜ほど(撮影/堀口和重)

水深20mのところで発見。体長は25㎜ほど(撮影/堀口和重)

ビンの前で少し待っていると顔を出すので、その時がシャッターチャンス(撮影/堀口和重)

ビンの前で少し待っていると顔を出すので、その時がシャッターチャンス(撮影/堀口和重)

イレズミミジンベニハゼ自体、全国的に珍しいハゼの仲間なので、お近くの方はぜひ見に行ってみてくださいね!

撮影協力/ダイビングショップSB

堀口和重さん
プロフィール

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伊豆の大瀬崎にある大瀬館マリンサービスにチーフインストラクターガイドとして勤務後、2018年4月にプロのカメラマンに転向。
現在は伊豆を拠点に水中撮影から漁風景や海産物の加工まで海に関わる物の撮影を行っている。
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PROFILE
日本を拠点に活動している⽔中カメラマン。カメラマンになる以前はダイビングガイドをしながら数々のフォトコンテストで⼊賞。現在はダイビング・アウトドア・アクアリストなどに関連する雑誌やウェブサイト、新聞などに記事や写真を掲載、水中生物の図鑑や教書にも写真提供している。2019年に日本政府観光局(JNTO)主催の“「⽇本の海」⽔中フォトコンテスト 2019”にて審査委員、2020年には“第28回 大瀬崎カレンダーフォトコンテスト”の特別審査員も務める。近年は訪⽇ダイビングツーリズム促進を⽬的として“NPO 法⼈ Japan Diving Experience”としての活動も⾏っている。
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