【アンケート】ダイビング中にフロートを使ったことありますか?

乗船中のスピリットオブフリーダム(以下、SOF)は、オーストラリア資本ということもあってダイビングの管理体制が厳格。

水深や時間のチェック&記録はもちろん、エグジット後の人数確認など、ニックというちょっとこわもてのトリップディレクターのもと、決め事をきっちりと行ないます。

たまに融通が効かないなーと思うこともありますが、個別事情・例外を認めないことが、チーム全体の安全管理をするうえでの原則ですからね。

オーストラリアクルーズでのフロート(撮影:越智隆治)

さて、そんな安全管理が徹底しているSOFのシステムで、これは見習ったほうがよいと思うことは多々あるのですが、初体験にして「これはいい!」と思ったのがフロートを使えるかどうかのチェック。

実は、これ、よく話題に上がります。

フロートを常備しているものの、「使ったことがない」という人は意外と多い。
「フロートを使ったことがないなんて!」と嘆く人がいる一方、「使ってみたいけど機会がない!」、「むやみやたらに練習するなって言われた」と、きっかけがない人が多いように感じます。

※使うとは、「実際に空気を入れて水面上に立てる」のことです。

ダイビング中にフロート使ったことありますか?

  • 持っていないし、使ったこともない (9%, 35 Votes)
  • レンタルして、使ったことがある (2%, 9 Votes)
  • 持ってはいるが、使ったことがない (39%, 148 Votes)
  • 持っていて、使ったことがある (50%, 192 Votes)

Total Voters: 384

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アンケートの〆切は、2013年9月7日(土)23:59です。

SOFでは、1本目のチェックダイビングの最後に必ずフロートを立ててトリップディレクターにOKをもらなければなりません。

水面でのダイビングフロート(撮影:越智隆治)

オウンリスクで潜るうえで、お飾りではなく実際に使えることの重要性を示しています。

この決まりはむしろフロートを使う機会のなかったダイバーには喜ばれるのみならず、破損のチェック、いざという時に使えるという安心感、緊急手順の意識づけ、ショップの安全に対する意識を示す、などなど、いろいろな意味でとても良いことだと思いました。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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