フードベストをすんなり脱ぐコツ 〜週刊スキルアップ教室 第3回〜
“引っぺがし”と“引っこ抜き”はNG
洋服を脱ぐように、手をクロスさせてフードベストの裾を持ち引き上げる“引っぺがし派”。
万歳した状態でエビのように腰を折りつつ、他の人に強引に脱がしてもらう“ひっこ抜き派”。
いずれも、余計な労力を使うフードベストの脱ぎ方です。
フードベストに“強引”はご法度。
抜け縄の要領で腕を抜く!?
フードベストが脱ぎにくい理由は、銅の横幅に合わせてジャストフィットなフードベストを、最も幅のある両肩を通過させて脱がなければならないからです。
結果、窮屈な状態のまま、多少のゴムの伸縮を利用して強引に脱がなければならなくなるのです。
■強引に脱ごうとすると……
であるならば、肩幅を狭めた状態でフードベストを脱げばいいのです。
これは抜け縄の基本であり、達人であれば肩を外して極限まで肩幅を縮めてしまいますが、ダイビングでは脱臼までは要求しません(笑)。
単純に、片方ずつ腕を抜いていくだけ。知ってしまえばとても簡単なコツです。
◎手順とチェックポイント
■フードを着た状態から片方ずつ腕を抜いていく
※来週は、フードベストを着るトリッキーな裏技を紹介します!