水中写真家・上出俊作写真展「陽だまり レンズ越しに見つめた10mmの海」6/3より開催
「水中の日常を丁寧に」をテーマに数々の作品を生み出す水中写真家・上出俊作氏の写真展「陽だまり レンズ越しに見つめた10mmの海」が富士フイルムフォトサロンにて東京で2022年6月3日(金)~6月23日(木)、大阪では2022年10月7日(金)~10月20日(木)にかけて開催される。
富士フイルムの若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」として開催され、会場には日本各地の海で暮らす小さな生き物たちの一瞬一瞬を捉えた約30点の作品が並ぶ予定だ。
上出氏より
大学生の頃、沖縄の海で初めてシュノーケリングをした時、「水中の生き物ってこんなに綺麗なんだ」と驚きました。時間を忘れ、「写ルンです」でカラフルな魚たちの撮影に没頭したことを、今もはっきりと覚えています。あれから15年が経ちました。撮影機材も自分の立場も当時とは変わりましたが、気持ちは変わりません。水中で暮らす生き物たちとの出会いに日々感動しながら、撮影を続けています。海の中にはさまざまな生き物が暮らしていますが、今回登場するのは、大きさが1cmにも満たないようなとっても小さな生き物たちです。北海道から沖縄まで、日本の海で暮らす彼らの日常を、できるだけ丁寧に切り取りました。多くの方がイメージする「青い海」ではない、数えきれないほどの色彩で溢れた水中のもう一つの世界を楽しんでいただけたら嬉しいです。
引用元:FUJIFILM SQUARE公式ウェブサイト
上出氏は東京会場では6月3~14日、20~23日に在廊予定。また、写真展開催にあたり写真集「陽だまり」も発売される。写真集には今回の写真展に展示された作品も含め約100点の作品が掲載される。
1986年東京都出身。大学4年生の冬にダイビングと出会い、卒業後はノボノルディスクファーマ株式会社に営業職として入社。働きながら週末は伊豆、連休は沖縄に通い、ダイビングと水中写真にのめり込む。「沖縄の海の近くに住みたい」という夢が抑えきれなくなり、会社を退職。2014年沖縄本島に移住をする。その後、沖縄県名護市を拠点に水中写真家としての活動を開始。「水中の日常を丁寧に切り取る」というテーマで、沖縄を中心に日本各地の海を撮影し、ダイビングメディアでの執筆活動や写真展等のイベントを通して、水中写真と沖縄の海の魅力を発信し続けている。
上出俊作写真展
「陽だまり レンズ越しに見つめた10mmの海」
【東京会場】
■開催期間:2022年6月3日(金)~6月23日(木)
■開館時間:10:00〜19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで) 会期中無休
■会場:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
東京都港区赤坂9丁目7番地3号 東京ミッドタウン・ウェスト1
【大阪会場】
■開催期間:2022年10月7日(金)~10月20日(木)
■開館時間:10:00~19:00(最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)
■会場:富士フイルムフォトサロン 大阪
大阪府大阪市中央区5 大阪市中央区本町2−5−7 メットライフ本町スクエア (旧 大阪丸紅ビル)1F
■入館料:無料
■主催:富士フイルム株式会社
■作品点数:全倍・全紙、カラー、約30点(予定)