小笠原に続き10年ぶりの世界自然遺産、早ければ7月16日に登録決定!
日本政府が世界自然遺産に推薦している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」について、今年の7月16〜31日にわたりオンラインで開催される国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で正式に登録が決まる見通し。
ユネスコの諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)は、奄美・沖縄について「国際的にも希少な固有種に代表される生物多様性保全上重要な地域」と述べており、登録への期待が高まる。
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なお、沖縄が世界自然遺産に登録されれば、県としては白神山地(青森、秋田両県)、屋久島(鹿児島県)、知床(北海道)、小笠原諸島(東京都)に続き、日本で5件目となり、2011年に登録された小笠原諸島以来10年ぶりの快挙となる。
このほか政府が推薦している世界文化遺産の候補地として、日本最大級の縄文集落跡の三内丸山遺跡(青森県)などを含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田各県)の世界文化遺産登録に関しては、諮問機関・国際記念物遺跡会議(イコモス)が24日の週に勧告を出す見通しだ。
一方で世界遺産とまではいかずとも、ローカルだが確かな魅力を感じられる各候補地特有の食べ物や、特産品、祭りなどの文化にも改めてスポットライトが当たるだろうから、ダイビング目的の旅行の際には合わせて楽しみたいもの。
世界遺産、文化遺産としてそれぞれの候補地が登録されたあかつきには、オーシャナで特集を行う予定なのでお楽しみに!