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ダイバーのための「天気を読みとる」気象セミナーに行ってきました閲覧無制限

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2014年5月19日(月)、JCUE(日本安全潜水教育協会)主催の、くま呑み予報士こと大間哲さんが講師のセミナー、「第1回くま呑み予報士のダイバーの為の気象セミナー~晴れ男になるには天気を『操作』してみよう!~」に参加してきました。

くま呑み予報士こと、講師の大間さん

くま呑み予報士こと、講師の大間さんです

「ちょっと確認しますけど、今日のセミナーのタイトルである“天気を操作する”という文字をみて、魔法を使って天気を変える方法を習いに来た方、いませんよね?(笑)私さすがに、ガンダルフのような魔法は使えないですからね?」
という大間さんの言葉で、セミナーは笑いに包まれながらの始まりとなりました。

“操作する”というのは、“天気を読みとって予測して、自分にとって都合のいい天気の間に動けるようにする”という意味。

では実際にどうやって操作するのでしょうか。

今回は1回目ということで、気象のいろはから教えて頂きました。
例えば、「前線の種類」、「高気圧と低気圧は本質的にどちらが温かいか」、「雲はどんなところに出来るのか」、「天気図の見方」などです。

天気予報だけでなく、気象情報もチェック!

今回のセミナーを聞いて、すぐに実践しようと思ったことをひとつご紹介したいと思います。

みなさん天気を調べる際に、晴れ☀、曇り☁、雨☂などの“マーク”だけに注目していませんか?
しかし、実際に天気を操作するのに重要なのは、「風向き」をチェックすることだったんです。

週間天気予報

画像にあるような「北北西」とか「北東」とかの文字を見ただけでは、ぱっと判断できない方も多いですよね。
天気予報によっては、文字の代わりに「↘ ↘ ↗」など矢印を使用して書いてあるものもあります。

では、なぜ風向きをチェックすることが重要かというと、「急に風向きが変化する=前線の影響かもしれない=天気が変わる可能性がある」という予想を立てることが出来るからです。

それならば風向きはチェックしたい、でも文字で見てもよくわからないという方にオススメなのが、天気図を見る方法です。

天気図

前線がどうやって動くのかに関しては、言葉で説明するのが難しいので、よくわからない場合は天気図を時間ごとに並べてみてください

天気図には、前線が書いてあるので予測しなくても一目でわかります。
前線のまわりは風が吹いているので、通り過ぎると天候がガラッと変わることが多いです。
なので前線のチェックが大切なんですね。

“前線のチェックが大事なのはわかった、でも前線の写真から何がわかるの?”という方のためにこちらの画像も用意しました。

天気と雲の様子

時間は2時間ほど後のものになりますが、ほぼ同じころの雲の様子です

“で、この写真が何なの?”という方は次の画像をご覧ください。

2枚を重ねるとこうなります。

天気図と雲の様子

前線と雲の画像を合わせたものです

前線と雲の位置は一致しているんです。
「天気図を見て、あきらかに綺麗につながっている雲は前線がある場合が多いので要注意」とくま呑み先生。

なので、最初の天気図から、「低気圧がある→前線がある→前線が通り過ぎる時に雲が出来る→雨が降るかもしれない」と予測することができるんです。

前線の特徴

前線が通り過ぎる時に雲が出来ると書きましたが、前線の特徴を知っておくと天気図がもっと面白く、かつわかり易くなるのでご紹介します。
なんだか小学校の授業を思い出しますよね。

<温暖前線(赤い線です)>

  • 温暖前線が接近すると、雲は低く厚くなり、弱い雨が降りはじめる。
  • 温暖前線が通過しているときは、広い範囲で、長い時間の弱い雨が降る。
  • 温暖前線が通過したあとは、天気が回復し、気温が上昇し、南寄りの風が吹く。

<寒冷前線(青い線です)>

  • 寒冷前線は冷たい空気が暖かい空気を押し上げながら下に潜り込んで進むので暖かい空気を急激に押し上げる。
  • 急激に押し上げられた空気は、冷えて積乱雲をつくる。
  • 積乱雲は、たてに成長した幅がせまい雲なので、大粒の激しい雨を短時間降らせる。
  • ただし、積乱雲の幅があまりないため、その激しい雨は長くは続かず、2~3時間程度でやむのが普通。
  • 寒冷前線が通過すると、風向きが変わり、気温が下がる。

20日の夜は東京で確かに雨が降っていたんです。

「温暖前線が通過したあとの時間から、次の寒冷前線が通過するまでの時間に潜れば、前線がたとえあったとしても晴れている間にダイビングをすることが可能!」
これが、今回のセミナーでくま呑み先生のいう“天気を操作する”です。

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いかかでしたでしょうか?
第1回気象セミナーは、晴れや雨のマーク表示をしている天気予報だけでなく、天気図などの気象情報も見ることで天気を操作できるというお話でした。

今回ご紹介した話を知っていれば、2回目のセミナーから参加しても乗り遅れることはないと思います。
天気に詳しくない私でも理解できるように簡単に楽しく教えてくれたので、安心して参加してください。

気象セミナーはシリーズ化していくそうなので、天気を操作して晴れている間に潜れるようになりたい、という方は、是非次回から参加してみてくださいね!!

次回は、2014年7月9日(水)に開催予定です!

JCUE天気セミナー

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