すぐ満席になってしまう「越智隆治と行く御蔵島ツアー2017」レポート
オーシャナのイベントやツアーの中で、1、2を争うほどに人気なのが、水中カメラマン越智隆治さんと行く御蔵島ツアーです。
今シーズンも、募集開始からあっという間に満席になりました。
その魅力とは!
その1.越智カメラマンから写真の撮り方に関するレクチャーがあること
その2.越智カメラマンが撮った写真をすぐに見せてもらえること
その3.越智カメラマンとみんなで作るフォトブックがついてくる(参加者さんの泳ぐ姿も収めてくれているかも♪)
そして… 海獣カメラマン・越智隆治という人柄
今シーズンは、昨年までとは異なり9月末の開催!
水温も27度と、ウエットスーツなしでも快適な時期の開催でした。
しかしながら、風が出る時期に入り、10月中旬現在も東海汽船の運航は不安定な日が続いています。
6~7月に来たときに比べうねりも少し入っていましたが、宿のご主人はそれでも「この時期なら、今日の海は凪の方だよ」としきりにおっしゃるので、わたしたちは驚きながらも納得しました。
さて、金曜夜、竹芝桟橋に集合し、参加者のみなさんと顔合わせをしました。
参加者さん同士は顔なじみの方が多く、さっそく和やかな雰囲気でした。
そして初御蔵島というメンバーは、3名!(うち1名は、越智カメラマンの息子さん)
どきどきわくわく。
東海汽船の「橘丸」に乗り込んで、出発です。
船の甲板で、自己紹介も含めての飲み会。これもまた旅の醍醐味です。
三宅島から御蔵島への移動中は少し揺れたものの、無事到着しました。
眠気がありながらも、御蔵島に着いてしまえば、気持ちはみなさんすでにドルフィンスイムです!
今回は、土曜の午前・午後、日曜の午前とすべて海に出ることができました。
土曜の昼には、島の食堂で定食をたいらげ、坂を少し登って御蔵島唯一のジェラートを食すのが定番のコース!
アフターダイブならぬ、アフタードルフィンスイムもみなさん楽しんでいました。
また夕食のあとには、宿のご主人から、御蔵島の特産物でもある“つげの木”から作った高価な将棋の駒を見せてもらいました!
ピカピカで、触ってみたいけれど躊躇してしまうほど、きれいなものでした。
夜はまだ続きました。
最後に、越智カメラマンのスライドショーです。
今日撮ったばかりの写真は、参加者に刺激を与えます!
今回はほとんどの方が、一眼レフやミラーレスといった大きなカメラをお持ちだったので、スライドショーを見る眼差しも真剣でした。
また、3回のドルフィンスイム終了後に、フォトブックを作るため、みなさんから写真を頂戴しましたが、熱の入った写真が多くて、フォトブックのでき上がりがさらに楽しみになりました。
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そして、御蔵島の旅をさらに楽しくする方法が、もう1つあります。
それは、島の郵便局の窓口からお手紙を出すこと!
消印とは別に、イルカのスタンプを押してくれるのです。
みなさんも旅の思い出にいかがでしょうか。
※2017年10月中旬現在、郵便局の営業時間は、「平日8〜16時、土曜日曜祝日8〜12時」となっております。
わたしは今シーズン、御蔵島に3回渡りました。
わたしの友人には、ダイビングやスキンダイビングをしない方も多く、御蔵島でのイルカの写真を見せると、こんなにもイルカに会える場所が日本に、それも東京都にあることを知って驚きます。
素潜りができないから、と尻込みする方もいるかもしれませんが、水面近くを泳ぐイルカたちもいるので、いつだってみなさん大興奮です!
また、わたしが今年のツアーで毎回感じたことですが、最後のドルフィンスイム(日曜の午前回)は、イルカがどうも塩対応な(つれない)ことが多い、ということです。
朝はイルカが寝ていることが多いのか、日曜はドルフィンスイムに参加する船が多いからという人的作用なのか、ただの偶然なのか……。ガイドさんからの合図があって飛び込んでも、「スーッ」と過ぎ去ってしまうことが多いのが日曜の朝です。
でももしかすると、もう少し遊びたいのに! 写真を撮りたいのに! 一緒に泳ぎたいのに!と、後ろ髪引かれる想いをさせて、また御蔵島に来てもらうというイルカの心理的作戦なのではなかろうか、と答えのわからない想像をしてしまうわたしなのでした。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。