カメラマンさん、ごぬんさない @石垣島

カメラマンへの道・ファイナル

カメラマンへの道。これまでの流れから水中ヌードを賭けた対決にしようと、
アキたんをモデルに自然光対決をすることに。

オーナーのメダカ殿も「うちの七夕ボーイ(あだ名)に挑戦させますから!」とノリノリなので、
七夕ボーイに一眼レフを貸して対決しようと思ったが、
よくよく話を聞くと、まだ石垣島に来て4カ月(七夕の日に来たから七夕ボーイらしい・笑)。
カメラもほとんどやったことがないらしい。


爽やかアジアン・アイドルという触れ込みじゃが、わしには八代弁護士に見える七夕ボーイ

わしは、これでも、まあまあカメラをいじってきているので、
これはちと気の毒だと思い、普通にモデル入りの自然光撮影をすることに。
毎回、ヌード対決だと体がもたんしのう(笑)。

ということで、エントリーして早速撮影を始めるも、

あれ?

あれれれれ〜〜〜

ポートのフードが写りこんでしまい……。

エグジット後、マル殿に見せると、「あり得ね〜。やっぱりカメラマンにあやまれ(笑)」。
「限られた期間、条件の中で撮影しなくてはならない中、
これで1本を台無しにしちゃうわけだからな」

ごもっとも。わしが編集者なら、こんな写真撮ったカメラマン、
二度と仕事を頼まんじゃろうね……。

なんでも、ポートを付け替えるときはフードの位置も調整しないといけないらしい。
また、「エントリー前に一枚撮り、不具合を確認するのが鉄則だよ」と。ごもっとも。

仕方がないので、この1本はこのまま撮影。

というか、対決しなくて良かったのはわしの方かも(笑)。

また、雨模様の空ということもあり、光が足りず、
こんなんを撮りたかったが、

こんなん……

後にマル殿いわく「自然光で撮る条件じゃないよな〜」と。
また、自然光で撮ると決めていたわしはストロボを置いていってしまったので、
写真は全部暗くなってしまい……。

さらに、あり得ない失敗は続く。

対決はしなかったものの、初めての一眼レフだとどう撮れるかを見るために、
七夕ボーイにもフィッシュアイカメラを貸して撮ってもらうことに。
しかし、七夕ボーイ、フィッシュアイなのに、何だかマクロばかり撮っている。

わははは。初めてだとこんな失敗をするのかと思って見ていたが、
エグジット後に衝撃の事実。七夕ボーイのハウジングに入っていたのはマクロレンズ。

そして、「どうなってんだ?」と首をかしげて上がってきたマル殿の
マクロ撮影用のハウジングの中にはフィッシュアイレンズが???????

何がどうなっているのか二人して混乱していたが、状況を整理したら真相が判明。

平たくいえば、わしとマル殿のハウジングが同じメーカーだったので、
間違ってレンズ交換してしまったというわけじゃ。
結果、マル殿のマクロ用のカメラのレンズをフィッシュアイにして、
七夕ボーイに貸すカメラはマクロレンズのまま。

マル殿は知らぬ間にマクロ撮影用のカメラのレンズがフィッシュアイになっていて、
水中でファインダーをのぞいて頭の中がクエスチョンマークでいっぱい。
まあ、ケガの功名でおもしろい写真になったようだからいっか。
詳しくはマル殿のコラムを見てな。
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_6088.html

一方、七夕ボーイはワイド撮影用と聞いていたから一生懸命ワイドを撮っていたが、
なにかがおかしいと思ったらしい。そりゃ、マクロレンズじゃからない。
そこで、途中から小さい生物を撮ってみたらなんだかしっくり。そりゃマクロレンズじゃからな。

でも、ワイド撮影用ともいわれているので、たまにワイドも撮ってみるが、

やっぱり何だか遠すぎてうまくいかず、やっぱりマクロ撮影。

すまなかったのう、七夕ボーイよ。

「っていうか、俺にも謝れ(笑)」とマル殿。
「カメラマンのレンズをこっそり変えてしまう編集者がどこにいるんだよ」。
ごもっとも。

ということで、わしの撮影は散々だったが、わしがこんなんだった写真も、

マル殿が撮ると、こんなん。

マル殿いわく、モデル入りの写真は「とにかくモデルとの意思疎通がすべて」。
いて欲しい位置に、向いてほしい体の向きで入ってもらうために、
事前の打ち合わせを入念に行って、水中で微調整を繰り返し行っておった。

 

「次回、モデル入りに写真について書くよ」とのことなので、お楽しみに!

最後に「カメラ良ければカメラマンになれるんじゃね?」とか言って、ごぬんなさい……。

【カメラマンへの道・ファイナル】
カメラマンへの道・ファイナル
石垣島のスンヨン

ほんわかムードで居心地が最高!
■協力/ゆいマーレ

http://yuimare.com/

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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