アロマとダイビングの意外な関係とは?伊豆海洋公園にエステサロンがオープン
先日伊豆海洋公園に行ってきました。
天気は晴れ☆、気温20度、水温17度と、心地よい風がふくダイビング日和の一日でした。
とはいっても、私は今回ダイビングはお休みで、伊豆海洋公園内にエステサロンができたというので、視察に行ってきました。
初心者に多くみられるダイビング前の緊張からおこるパニック対策としてのアロマトリートメントや、減圧症対策としてのアロマトリートメントなどがありました。
私のサロン「美の館」でも取り入れているアロマテラピー。
そのアロマテラピーで用いられているエッセンシャルオイルは、ハーブなどの植物の有効成分を抽出した揮発性のオイルです。
植物の葉や花、果皮、樹皮、樹脂などから得られ植物により異なる香りや成分を持っている100%天然エッセンシャルオイルです。
パニック対策としてダイビング前にオススメのオイルは、カモマイル・ローマンやマジョラムやラベンダーです。
これらのオイルには、呼吸困難や高血圧、動悸、ストレス不安症などの自律神経系緊張異常に優れた効果があるといわれています。
エステサロンに行くと、まずカウンセリングでお好きな香りを選べるようになっているかと思います。
お好みもありますが、少し前までは苦手だった香りがとても心地よい香りに感じることがあります。
なぜだろう。。。と不思議に感じた方も多いのではないでしょうか?
エッセンシャルオイルは、4つの経路で私たちの体内に取り込まれ、心と身体に影響を与えていきます。
そのうちの一つが嗅覚から神経系へ伝わるルートです。
エッセンシャルオイルの芳香成分は鼻の奥の嗅上皮という部分から嗅細胞へと伝わり、そこで電気信号に変換されてさらに大脳辺縁系へ伝達されます。
大脳辺縁系は感情や欲求を司る部位で、情動脳とも呼ばれます。特に扁桃体は、外部からの刺激に対して反応し快・深い・恐怖といった情動反応を起こす部位といわれています。
この伝達信号は、さらに視床下部や脳下垂体へと伝達され、自律神経系、内分泌系、免疫系といった私たちの生命活動を司るシステムに変化を起こさせるのです。
この3つのシステムは互いにネットワークを組んでいることが最近の科学的研究で明らかになっているそうです。
ある香りがこの3つのシステムのうち1つに変化を起こさせた場合、結局は3つのすべてに影響が及ぶといえるわけです。
つまり、いくら好みの香りでもその時の体調によって好みの香りは変化するということになります。
なので、香りを選ぶ時のポイントは、好き嫌いだけで選ぶのではなくその日の体調や気分はどうなんだろう。と、ご自身の身体の健康状態を確認するように問いかけてあげるといいかもしれませんね。
この他に、血液を介して全身にいきわたるルートが3つあります。
1,皮膚から
2,吸入によって
3,消化管から
エッセンシャルオイルの効果はエステサロンに行かないと体験できないかというとそうではなく、普段の生活に簡単に取り入れる事ができるわけですね。
ダイビング前など、「きちんと潜降できるだろうか」「流れが強かったらどうしよう」「ひさしぶりのダイビングだから不安だな」なんて感じることはたくさんあるかと思います。
そんな時に、エッセンシャルオイルを持っていれば、少し香りを嗅ぐだけで事前に緊張感を緩和し、海の中でリラックスすることがてきるようになるかと思います。
是非、ご自身で「これさえあれば」という一本を探してみてはいかがでしょうか。
伊豆海洋公園にエステサロンができたりと、ダイビング×ビューティーをもっとたくさんの方にお伝えしていきたいと思います。
また、ダイビングショップ様などでエステサロンを併設したいなど美容スタッフの育成も承っておりますので、いつでも相談していただけたらと思います。
次回は、「減圧症対策」とアロマテラピーについてお伝えしたいと思います。
美の館 オーナー美沙子
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