【屋久島】今日もいない。。。 by 原崎森

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【ポイント】 元浦
【水温】 23.4℃
【透明度】 15m
【海況】 やや時化気味
【天候】 晴れ
【潜水時間帯】 10:21-12:04
【潮まわり】 07:01 229cm 満潮 / 12:50 86cm 干潮 / 18:23 231cm 満潮 / 大潮(月齢:29.3)
【日の出・日の入】 日出06:51 日没17:17

今日は午前中に元浦へ。
引き続き、前日ちらっと見かけたオヤビッチャのシリテン・タイプの成魚群れを探した。
結論から言うと、今日も見つからなかった。
途中でオヤビッチャの成魚(若い)を数匹、若魚群れを数匹見ただけだった。

おかしいなぁ。。。
そもそも元浦にはオヤビッチャ(だと思っていた)のもの凄い数の群れがあるはずなのだが、それさえも見当たらない。(・_・;
あんなにいたオヤビッチャたちはどこに行ってしまったんだろ?

エントリー口付近に数匹、シリテン・タイプだと思われるクリーム色に見える子たち(若魚)がいたので、片っ端から撮ってみたら、ほとんどはオヤビッチャ・タイプだった。
もう2タイプを肉眼で見分けられる自信がついていただけに、ちょっとショック!
若魚をしかも、明るい極浅な場所で見るとちょっと識別が難しくなる。
明るい場所ではオヤビッチャ・タイプも淡いクリーム色の体色なのだった。

さらに下の写真を見てもらえば分かるのだが、明るい極浅な場所では、もう完全に側線の上の鱗の数(列数)を数えないと若魚は識別が不可能なくらいに似ている。。。(-o-;

DSC0341 300x199 今日もいない。。。

オヤビッチャ・タイプの若魚(側線上の鱗は3列)

DSC0337 300x199 今日もいない。。。

シリテン・タイプの若魚(側線上の鱗は2列)


最後に浅場にたまるオヤビッチャのチビ群れで幼魚も調査しようと思っていたのだが、風が北東に変わったようでいきなり水面付近がバシャバシャし始めた。。。
とてもじゃないけど、浅場での幼魚撮影は無理っ!!
幼魚で見ればまた面白い事が分かるのかも。。。

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PROFILE
世界遺産の島・屋久島の海をほぼ毎日潜っているショップ「森と海」のブログ。そのオーナーガイド原崎森(しげる)さんは水中写真とフィッシュウォッチング(生態観察)において日本でも有数の、まさにスーパーガイド。また、的確な思考力・文章力にも定評がある。
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