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~8K映像で何ができるのか~ 日本初の「8K展」が大阪・あべのハルカスで13日まで開催!閲覧無制限

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8K展

大阪芸術大学で水中写真の講義もしている、写真家の赤木正和さんが撮影した「8K」の映像が、大阪のあべのハルカスで2016年7月13日(水)まで展示されています。

このご時世、やっと「4K」という言葉に馴染みが出てきたと思ったら、最先端のテクノロジーは8Kにまで進んでいました。
しかも赤木さんが4K・8Kの撮影に乗り出したのはなんと2012年と言うから驚きです。

「8K展」と言われても全くピンと来なかったので、8Kの初歩的なことから赤木さんにいろいろと伺ってみました。

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そもそも8Kって何なのでしょうか? フルハイビジョンよりどのくらい綺麗なのでしょうか。

赤木

まず、「K」というのはキロのことで、横のドット数(ピクセル)の量を言います。
4Kならドット数は4,000個、8Kなら8,000個あります。フルハイビジョンと比べると解像度がタテ方向に4倍、横方向に4倍で画素数は16倍になります。つまり、ただでさえ綺麗な4Kより8Kは4倍近く綺麗に写るということになります。
現在の主流は2000個くらいなので4Kでもだいぶ綺麗ですが、8Kの良さは、格別です。特に撮影した動画を切り出して写真にした時にはとてもよくわかりますよ。
4Kを切り出すと約800万画素ですが、8Kの場合は約3600万画素なんです。
普通の一眼レフカメラ並みに綺麗ですよ。

―――

では、今回の8K展では、切り出し画像が多く使用されているのですか?
今展示のメイン展示を教えてください。

赤木

そうですね、切り出し画像は展示しています、もちろん、それだけではありませんが・・・。
今回のメイン展示は、「230インチの大型シアター」です。
南紀・石垣島、御蔵島の水中を撮影したものになり、オフセット印刷した高画質のプリント約20点も展示しています。8Kだけでなく、4Kやフルハイビジョンで撮影したものもありますよ。

―――

8K展というだけでだいぶ珍しいのですが、なぜ今回の展示が開催されたのですか?

赤木

じつはこれにはいろいろと理由が混在しているんです。
まず、今私は、大阪芸術大学で准教授をしていまして、そこで1~2年生に向けて必須科目の枠で水中撮影について講義をしています。
実は来年の4月から水中撮影のゼミのクラスを3~4年生に向けて担当することになったのでが、その前に水中撮影を知ってもらいたいと思ったこともありました。
次に、こちらが結構大きなことなのですが、大阪芸術大学の本学には、34年前からある直径16mのドームがあり、ここに全天の投影をしようという試みがあるのです。まだやると決まった段階なので、これからドームの補強や改装、また投影する素材もこれから撮影するので、いつという具体的な時期は決まっていないんですけどね。
今回の8K展はそれらを踏まえた「一つのプレゼンテーション」と言った想いがあります。

―――

8Kはこれからどうなるのでしょうか? また赤木さんの8Kへの想いを聞かせてください。

赤木

2018年には放送実用化すると言われています。私は2012年から4K・8Kの撮影を行ってきましたが、まだやっと4Kと言う言葉が浸透してくらいなので、これから8Kの魅力を発信していきたいという段階です。
8Kで撮影された映像というのは、現段階では、国際放送機器展の検証映像くらいでしか一般の人の目に触れることはなく、その映像がほとんどの方が見たことがないと思います。
今回の8K展は、そういうこともあって、一般の方に1度8Kの映像を見て頂きたいという想いが強いです。

―――

赤木さんありがとうございました。
今回は一体型8Kカメラと、映画「海難1890」で使用された4K Varicamとその水中プリンプの実機記録からの編集、送出にいたるまでの様々な最先端機器類なども展示しているとのことで、どうやって撮られたのかや機器類にも興味あるかたもかなり楽しめそう。

実は赤木さんが水中の撮影を担当され映画「海難1890」は史実ではありますが、そのもとになっている本「海の翼」は私の実の父が書いたもので(ちょっと宣伝・笑)、インタビュー中にはその話でも盛り上がり、赤木さんにはお会いしたことはないのですが、一気に親近感。
今度なにか一緒にやりたいですねという嬉しいお言葉までいただけました。

今回の8K展のテーマは「スーパーハイビジョン8K映像で何ができるのか」

赤木さんの講義も土日で予定されています。
さまざまな可能性を秘めた8Kの魅力をぜひ見に来ていただきたいです!

8K展

8Kマーケティングテクノロジー展

○会期:2016年7月3日(日)~13日(水)
○時間:11:00~19:00
※最終入場は18:30
※最終日は15:00閉館
○場所:あべのハルカス24F 大阪英術大学スカイキャンパス
○入場:無料

大阪芸術大学写真学科准教授 赤木正和氏による公開講義

2016年7月9日(土)11:00~、10日(日)13:00~/15:00~
※写真学科、放送学科、映像学科学生及び一般の方、自由参加

展示内容

<高精細映像での展示>
○8Kプロジェクターによる大型スクリーン投影(JVCケンウッド)
○4K 98インチ液晶ディスプレイでの展示(パナソニック)
○HD素材を6面マルチキューブでの組み合わせ映像展示(CreateLED JAPAN)
○8K 65インチ液晶ディスプレイでの展示(アストロデザイン)
<高画質プリントでの展示>
8K映像からの切り出しオフセット印刷で、どこまでアートとしての作品制作ができるかにチャレンジ(技術協力凸版印刷)
<撮影使用機材、関連放送機器、展示映像機器類の展示>
一体型8Kカメラと映画「海難1890」で使用された4K Varicamとその水中プリンプの実機記録からの編集、送出にいたるまでの様々な最先端機器類もご覧いただけます。

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