真夏の海にダンゴウオが登場! ~ウエットスーツで会える冬のアイドルにダイバー大喜び~

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真夏のダンゴウオ(画像提供/ブルーライン田後)

真夏のダンゴウオ(画像提供/ブルーライン田後)

2017年7月15日(土)、ダイバーの冬の人気者として知られるダンゴウオが、鳥取・田後(たじり)の海に登場!

例年、6月中下旬には姿を消すので、この時期に見られるのはレア。
ナイトダイビングで発見されたときに水温は25~26度で、ウエットスーツで快適に見られるダンゴウオにダイバーは大喜びだ。

シロクマを高尾山で見るような珍事にも思えるが、発見した「ブルーライン田後」ガイドの山崎英治さんによれば、「確証はないんですけど、この時期は、いなくなるというより、隠れているだけじゃないかと思っているんですよね」と意外なこたえ。

水温が高くなると、沖の深場へ行ってしまうというイメージを何となく持っているが、遠浅の海で、しかも、冷水塊でもない限り、沖へ行っても数度しか変わらない水温なので、実は、ダイバーが見ることのない、意外な場所にいるのではいかと想像する山崎さん。

なるほど~。
そう考えると、実は、ちゃんと探せば、意外とサマー・ダンゴウオは見つかるのかもしれない。

7月16日(日)現在もサマー・ダンゴウオ2017(勝手に命名)は見られているそうなので、急げば、ウエットスーツで会えるかも!?

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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