「OLYMPUS Tough TG-6」発売日決定!待望の新機種は水中に特化した機能が充実
こんにちは。水陸写真家の蓮池ヒロです。
ダイビングで水中写真の虜になる方、増えていますね。Toughシリーズのお陰ではないかと思ってます。
そのOLYMPUSの高性能アウトドアカメラ「Toughシリーズ」から、待望の新機種「OLYMPUS Tough TG-6」が発売!
さらに本日、2019年7月26日に発売されることが発表されました。
Toughシリーズは多くのダイバーに愛されており、なかでも現行機種TG-5の人気は高く、初心者ダイバーからフォト派ダイバーまで納得の機能と使い心地を誇ります。
私も長年Toughシリーズを使って国内外で潜っていますが、どの海でもToughユーザーを見かけるほど、ダイバーに浸透しているカメラです。
水中でさらに使いやすくなった「OLYMPUS Tough TG-6」の魅力を、発売に先立ってお伝えします。
「OLYMPUS Tough TG-6」がいよいよ発売!
OLYMPUSは、2019年7月26日にTG-6を発売します。本体カラーは現行機種と同じく、ブラックとレッドの2種類。
ボディーサイズやカラーの変更はなく、Toughユーザーが受け入れやすい点も嬉しいですね。
現行機種のTG-5は、水中撮影モードやマクロに特化した顕微鏡モード搭載で、ダイヤルを合わせるだけで、簡単に最適な設定で水中撮影ができるため、カメラ初心者にも人気でした。
TG-6では、水中撮影機能をさらに強化しており、ダイバーにより使いやすいような進化を遂げています。
ダイバーに嬉しい「OLYMPUS Tough TG-6」の新機能
水中を含めたあらゆる環境で、幅広い表現力を持つTG-6。
ダイバーに嬉しい新機能をピックアップしてみました。
「水中顕微鏡モード」で水中に特化したマクロ撮影
TG-4、TG-5に顕微鏡モードはありましたが、水中専用ではなく陸上との兼用でした。
水中でも使用できますが、適した撮影を行うには各自で設定が必要でしたが、TG-6では水中撮影専用設定のモードがあり、面倒な設定なしで撮影できます。
モードダイヤルを水中モードに合わせて、十字キーで、水中顕微鏡モードを選べるため、目的の被写体を見つけて焦ってシャッターチャンスを逃すことがなくなります。
ダイバーに人気のウミウシは、水中で行列ができる場合もありますから、スムーズな撮影ができることは嬉しいですよね。
「3つの水中ホワイトバランス」で青カブりを防ぐ
TG-5では一つだった水中ホワイトバランスが、TG-6では浅瀬、標準、ディープダイビングと深度に合わせた3つの設定ができるようになりました。
現行機種のTG-5は、オリンパスブルーと呼ばれる鮮やかな青みがかった色合いが特徴です。しかし、青が強すぎて青カブりを起こし、場合によっては見栄えが悪くなってしまう問題点もありました。
TG-6では青カブり補正の強弱を水中ホワイトバランスの設定で変化できる点が強みです。
水中ライトを用意しなくても理想の色に近付けられて、こだわりの水中写真に仕上げられます。
「高画質の液晶モニター」で水中でも確認しやすい
F2.0の明るい高解像力のレンズ、Hi-speed裏面照射型CMOSイメージセンサー、最新の画像処理エンジンにより、Toughシリーズ最高の画質を誇ります。
さらにモニターの画質が約104万ドットに向上したことにより、暗い水中での視認性も高まりました。
一回のシャッターチャンスが少なく限られた時間である水中では、モニターが良く見えるだけで撮影の失敗率を下げてくれます。嬉しい機能向上です。
「OLYMPUS Tough TG-6」のスペック
本体のみで耐水15mで、防塵、耐衝撃、耐荷重、耐低温、耐結露と名前の通りの”タフ”性能も健在。
ダイビング以外のハードなアウトドアシーンでも活躍してくれるカメラです。
ボディサイズの変更はほとんどありませんが、モニターの進化によりモニターの厚みが若干変わったため、新型防水プロテクターも同時に「PT-059」へとモデルチェンジとなりました。
15m以上の深度で使用する場合、TG-6より前のToughシリーズの防水プロテクターとは互換性がないため、買い替えで新型のプロテクターが必要です。
拡張機能もウリで、新しいフィッシュアイコンバーター「FCON-T02」に対応しています。
ボディー本体に取り付け可能で、ズームの位置によって全周魚眼と対角魚眼の両方を撮影できます。
オリンパスの公式サイトには、清水淳さんによる水中カメラ「Tough TG-6 + PT-059」インプレッションが掲載されています。
ダイバーにとって痒い所に手が届く機能が追加されて、さらに使いやすくなったTG-6。
今後もToughシリーズの人気はまだまだ衰えないでしょう。