ヘッドラインHEADLINE

「日本の海」水中フォトコンテスト2019入賞作品発表。審査員の中村宏治さん、堀口和重さんから熱い総評も届きました!閲覧無制限

カテゴリ:
おしらせ, 水中写真
タグ:
Photo by NPO Japan Diving Experience

Photo by NPO Japan Diving Experience

以前、オーシャナでも紹介した『「日本の海」水中フォトコンテスト2019 ~世界がまだ知らない日本のダイビング~』

日本のダイビングの魅力を世界中にもっと発信したい! そんな思いから、日本政府観光局(JNTO)主催で2019年8〜9月、ダイビングフォトコンテストが開催されました。

このたび、多数の応募の中から、入賞作品が決定! 

審査員を務めた中村宏治さん、堀口和重さんから(オーシャナだけ特別に!)コメントもいただきました~!!

ハイレベルな作品が多かったという今回のフォトコン、ぜひ入賞作品を見てみてくださいね。

「日本の海」水中フォトコンテスト2019結果発表!

見事、金賞に輝いたのはこちらの2名の方々です。
審査員の中村宏治さん、堀口和重さんらも「非常に素晴らしい作品!」とコメントをお寄せくださいました。↓↓コメントをチェック

金賞

Ayako Okada (Suō-Ōshima, Yamaguchi)

Ayako Okada (Suō-Ōshima, Yamaguchi)


Tomoyuki Ogawa (Suō-Ōshima, Yamaguchi)

Tomoyuki Ogawa (Suō-Ōshima, Yamaguchi)

▼入賞作品を全部見てみよう!

審査員の中村宏治さん、堀口和重さんから総評

水中カメラマン
中村宏治氏

中村宏治氏

中村宏治氏プロフィール
世界中の海を潜ってきた水中カメラマン。国内以外に海外映画でのカメラマンとしての実績を誇る。テレビ番組の出演や講演なども多数行っている。日本水中映像株式会社代表取締役会長。2013年英国自然史博物館の要請でWildlife Photographer of the Year 2013の審査員を務める。

日本政府観光局主催の『「日本の海」水中フォトコンテスト2019 ~世界がまだ知らない日本のダイビング~』。

いくつもの水中フォトコンテスト審査員を担当してきたが、日本政府行政機関が参画する水中フォトコンテストを審査するのは初めての体験。どんな作品が応募されてくるのか、正直言って不安でした。

しかしいざ蓋を開けてみると、相当数の作品応募があり、中身の濃い審査が出来たと思います。

特に気に入った作品は、何と言っても金賞の岡田彩子さんと小川智之さんの作品。
岡田さんの作品は、海底の巣穴に棲む小さな魚が主人公ですが、その周辺を取り囲む様々な環境生物たちが、色彩豊かに奥行きのある構図で撮影されており、水中写真の新しい可能性を感じることができました。

また、小川智之さんの作品はタチウオという食用魚が見せた夜の捕食を捉えた作品で、迫力満点な生態写真でした。真っ暗な海中で鏡のように光を反射するタチウオ成魚を、破綻無く捉えた生態写真は賞賛に値すると思います。

金賞2点、両方が山口県周防大島で撮影された作品でしたが、素晴らしいものは素晴らしいと言う信念で、迷わずに金賞に選ばせて頂きました。

また、このフォトコンテストの大目標である日本の海の魅力を世界に紹介すると言う観点からも、瀬戸内海という人間生活環境に近い海にもこのような煌びやかで、ドラマチックな水環境が存在することを広く知らしめる良い機会だと思います。

受賞作品以外にも素晴らしい作品を数多く見かけ、日本の水中写真の歴史の長さと、それを楽しむダイバー層の厚さを感じることができました。

水中カメラマン
堀口和重氏

horiguchi_profile

堀口和重氏プロフィール
数々のフォトコンテスト入賞歴を持ち(Nature’s Best Photography ASIA 2016フォトコンテスト OCEAN部門 では日本人唯一の入賞者)、現在は水中カメラマンとして活動。ダイビング雑誌やウェブサイト、新聞などに、記事や写真を提供する。関東から西日本まで幅広いエリアでフォトセミナーも開催。近年は訪日ダイビングツーリズム促進を目的として、NPO法人「Japan Diving Experience」としての活動も行っている。

今回、「日本の海」水中フォトコンテストにたくさんの作品を応募していただき、ありがとうございます。

日本の離島や海が美しい地域の作品、また見るのも難しい生態シーンをとらえた作品など、想像を超える素晴らしい写真が多く、選考は良い意味で困難となりました。

どれも素晴らしい作品でしたが、目を引いたのは金賞の作品2枚。今回、同じ瀬戸内海からの選出となりましたが、まったく異なる作品となり、驚かされました。

小川智之さんのタチウオの写真は、その瞬間に出会ってもイメージ通りに撮るのは極めて難しいと思います。そこをとらえることができた優れた技術、そしてそこまでの苦労が感じられました。岡田彩子さんの作品も、ニホンアワサンゴを背景としてバランスがとれた、素晴らしい作品だと思います。

この水中フォトコンテストの入賞・入選の作品を通して、日本各地に素晴らしい場所があると知ってもらえること。さらにその場所に訪れたい!と思ってもらえたらうれしいです。

\堀口和重さんはオーシャナでも好評連載中/
▶おもしろ生物ネタたっぷり!堀口和重さんの記事一覧はこちら

ページトップへ